(プロメテウスの罠)「明るい未来」

#その他文化活動

は保存が決まっていたはずの「原子力 明るい未来のエネルギー」の看板が東電によって破壊される顛末を追った連載最後のシリーズ。

約束違反で破壊を指示した人間は責任を取らなければなりません。どうせお金を取られなければ何の痛痒も感じないのだろうから、全財産を福島の復興に対して差し出さなければなりません。
誰も取らないのであれば、廣瀬直己社長がそれをやるべきです。

私はこの記事を読むまであの看板が破壊されたというのは知りませんでした。テレビなど大手メディアが報道番組も含めて伝えないので知るすべがないのです。

連載を概括して位置付けるとすれば、この報道もそうですが「プロメテウス」で取り上げられるような電力の暗部はテレビで取り上げられることは無く、新聞記事で前提として踏まえられることもありません。掘って深められることも、繰り返し伝えられることもありません。

孤島のように、結局脇の隅っこで一応取り上げましたよ、という大手メディアの言い訳に寄与していて、その既得権体制を守る一角を「プロメテウス」も果たしたとぐらいにしか表現できません。だから新聞社側も、それを取り巻く環境も認めているんですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました