はカウンターテナーと言ってもオペラ系ではなくエリザベス朝の巨匠、英国ルネサンスの大作曲家ジョン・ダウランドの曲を中心とした構成。
イエスティン・デイヴィスはケンブリッジでいろいろ学んでいるらしく、技術習得に時間のかからない声楽はボストリッジなどをはじめ、高学歴が非常に多いですよね。
張り上げるところはなく深沈と落ち着いた曲が続きます。歌詞は下世話だったり平凡なものもありますが、清澄な音楽は宗教的な雰囲気を帯びています。
リュートはギターと比べると素朴で高めの音が特徴で、人声と相性が良いとのこと。特にカウンターテナーとは良さそう。
アンコールはエリック・クラプトンですが、このコンビだとやはり非常に清澄に聴こえます。
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