(東日本大震災5年)私たちは変わったのか:1 記憶と忘却 その2

#その他文化活動

こういった誤謬や、原発を電力供給源として過大評価していることは

エネルギーの必要量を確保することを前提とするのではなく、得られるエネルギーから社会を設計し直してみる。そうした逆転の発想も必要ではないでしょうか。

といった文章からも窺えます。その背景には再エネに対する間違った認識・低い期待があると思います。

原発事故以前から一部の人が予想していたように「ハーバード大教授が予想、MW当たり太陽光発電のコストは石炭火力を大幅に下回る」(http://business.newsln.jp/news/201604282229500000.html)といったような感じで再エネコストは下がり続けています。

そもそも、仮に太陽光や風力への期待が低かったとしても、国内の地熱の資源すらまるで使っていない状況で、原発が無いとエネルギーが限られる、という論理展開に至る道筋は強引かつ不合理でナンセンスです。

これは繰り返し私が言っているように「貧乏神話」であり原子力複合体を裏面の論理として支えるものに他ならないのです。

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