の「風をよむ」は投票について。
VTR中平野浩教授は政治はお上におまかせという態度が投票率を下げているとコメント。
それに対して西崎文子氏は、最近国民が関心を持ったことと言えば原発の問題だが国民の意見が反映されない。政府は聞こうという態度を見せない。これでは政治はお上がやるものだと思ってしまうのは仕方がない。とコメント。
お上に云々というとどうしても歴史的なニュアンスを引きづってしまいますが、江戸時代は庶民は武士に対して権利主張が激しかったことが研究で分かっています。
それに江戸時代の意識云々では1950・60年代の政治的に高揚した時期を経過した後の時代として説明が付きません。
「お上」云々と言った時、あくまで現代人の現代の問題であるという意識が必要ですし、解説する側も誤解の余地のないように言うべきだと思います。
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