(耕論)瀬戸際のリベラル 浅羽通明さん、五野井郁夫さん

#その他文化活動

http://www.asahi.com/articles/DA3S12462723.html)の

 終戦後、占領軍による民主化と日本国憲法という予想外に強い追い風を得た彼らは、ずっとその残光にすがってサバイバルしてきました。与党を攻撃するにも、ただただ「違憲!」という葵(あおい)の御紋を突きつけるワンパターンへはまっていった。楽ですが、思考停止です。憲法に頼ってばかりだと、経済や安全保障の現実的政策を生みだす能力が劣化してしまう。

はわが意を得たりといった部分。

こういうことをやっていると、違憲かもしれないけど現実をみて政策をしているかもしれない「保守」といった幻想を言えば言うほど有権者の中で助長してしまうのです。

有権者の内実に寄り添わない生硬な論法で、「リベラル」でこの論法一辺倒だった人にはぜひ反省してもらいたいと思います。

 アベノミクスの実感がないという人は多い。でも「生活が苦しい自分」を代表してくれそうな政党、投票したい政党がない。それも実感でしょう。野党は、リベラルの側は、どこが足りなかったのか。「生活が苦しい我々」のために有効な政策を打つ党だということを十分に示せていなかった。野党は、ここから変わってほしい。

もまさに我が意を得たりといった部分。

リベラルの足を引っ張っているのは「もう成長はいらない論」者だと思います。それでは貧困層が大量に出てしまうからです。有権者はそのことに気が付いていると思います。
独創的で利権を切り払う力強い経済政策こそ掲げるべきなのです。

そういえば、いわゆる成長はもういらない論を唱えている「リベラル」の人たちは日本の一般人と比べて圧倒的に裕福な人が多いのかもしれませんね。

社会で流通している経済的な言説を観て行くときに見逃してはならない観点です。

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