池上彰の2017年 世界を見に行く

#その他文化活動

では友人でもあった池上さんが 後藤健二氏氏の誘拐について振り返り。

VTRの研究者の話によるとISの誘拐には身代金目的の元と政治的なものの二つがあって、前者は身代金を払えば帰って来るが後者の場合だと見せしめで殺されることが避けられないとのこと。
後藤さんの場合は最初は身代金目的だったのだが、イスラエルで安倍首相が25億ドルの支援を約束してから政治的な誘拐に切り替わったとのこと。

スタジオで池上さんが言うにはたしかなことは言えないがそういう見方がある、ということでしたけど、これで確かではないなら何も確かなものとして語ることはできません。

それに支援は特にイスラエルの旗の前で会見をやったのが致命傷であり、それを避けてこの問題を語ったことにはなりません。

ただ見る人が話を組み立ててればいわんとしていることはわかるので、池上さんとしては友人としてこれでも踏み込んだことを言った感じなのでしょう。

うがった見方をするなら、アメリカのいうことをとにかく聞きたい外務省が身代金を払いたくないのでイスラエルの旗の前で支援の約束をすることでわざと政治的な問題にして殺させた、とも考えることもできますが、これこそ確かなことは言えません。

外務省なら国民の命をそのくらいに扱うだろうという感じを持っている人は私も含めて多いのではないでしょうか。

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