スーパープレゼンテーション「ブータン・気候変動との闘い」

GNH的な生き方をすると、それが自然保護につながり勝手に２酸化炭素は削減される。

どちらかというと副産物的な印象ですが、世界にインパクトをもって主張できる部分がこの２酸化炭素削減の部分なのだということなのでしょう。

もっとブータンについては興味深いところがあると思うのですが、この原因がまだ確定しているとは言えない温暖化についての主張が世界にインパクトを与えるというのには、かすかな理不尽を感じないわけではありません。

それに努力しているとはいえブータンは条件が良いですよ。削減させるべき産業が発達しているとはいいがたいですし、各国が発達させた再生可能エネルギーで電力をまかなうのは環境に良いだけではなく経済合理性も強く備えています。

氷河が溶けて鉄砲水が増え何もしていないのに被害を受けているとも言いますけど、同時に世界の技術の発展が今のブータンのありかたを可能にさせているといえますからね。