12月27日 林修の今でしょ!講座 2時間SP

は大河の主人公を推薦しあうということで林先生の推薦は北条泰時!

しかし、これはいつも思うんですけど、信長や家康が達成できなかったというよりは、この時に泰時が勝ってしまったので、以降武家政権は朝廷と戦う必要が無くなった、ということなんじゃないのでしょうか。南北朝とか多少揺り戻しはあったにせよ本質的にはそういうことが言えるのでは。
私の解釈は歴史学的に間違っているのでしょうか?

大河で本郷教授推薦の島津義弘をやれないのは朝鮮で「活躍」しすぎたからでしょう。本郷教授ももちろんご承知でしょうが。

最後は林先生が河井継之助を推薦していましたけど、ちゃんと史料を読んでほしいですよ。(「鉞子(えつこ) 世界を魅了した「武士の娘」の生涯(内田 義雄 (著)) その1」https://iroironakizi.work/2014/09/28/54510636/

司馬遼太郎さんの「峠」を史実のように受け止めているんじゃないですか?情報収集が欠如している。

この本の記述が史学的な批判を受けている文章を私は見たことはないので、断定はできないですけどここに描かれている河井継之助が実像に近いのではないかと個人的には感じています。

焦土作戦を実行すれば勝てたといいますけど、ロシアの懐の深さと長岡は全く違いますよ。やるにしても東北諸藩を焼き払うくらいはやることになりますがそこまでするんですか?

それにこの本では焦土作戦を実行するのではなくて、継之助を諌めた恭順派の家老に恨みをもって、家老が匿われた村に放火したとありますね。恨みだったら一部しか焼かなかったのは納得ですし、いくら継之助でもこんな小さな長岡一つを焼き払って、焦土作戦を実行して勝てるとは思わないでしょう。

恨みで一部を焼いたのを後の歴史家が無理に解釈して「焦土作戦だ。しかし、民への愛に溢れた河井継之助は全て焼くことが出来ず中途半端になってしまったのだ。」などといったのではないかと推察するのですが、史料的にはどうなのでしょうか。

林先生もプレゼンをしていて、悲惨な結末にちょっと「あれっ?」と思った所があったのではないでしょうか。真に有能な人物が迎える結末じゃないですよ。

最後は本郷教授推薦の島津義弘が投票で勝利!やっぱり愛妻家は効くんですね!

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