8月5日 報道特集「戦争と憲法~仲代達矢さん、桂歌丸さんが語る戦争」「戦争と憲法~平和憲法の原点に迫る」

#その他文化活動

は最初は桂歌丸さんが語る横浜空襲について。

テレビではやりませんけど焼夷弾に原爆に。これらは軍部が、当時の日本の責任者が日本国民に落とした爆弾であり、空襲だ。
それを踏まえて、責任を問わなければなりません。

桂歌丸さんの特集を挟みながら次は日本国憲法成立について。

最近は幣原喜重郎発案説が盛んに特集されて、むしろここまで証拠があるのになぜマッカーサー発案説が主流だったのか不思議になるくらいです。
「「9条は幣原首相が提案」マッカーサー、書簡に明記 「押しつけ憲法」否定の新史料」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201608/CK2016081202000116.html)が出て以来ということなのか。
最近までほとんど表だって議論すらされていなかったと思う。

岸信介が押しつけ憲法論を言い始めた、ということを言っていましたけど、岸信介といえばアメリカから資金提供を受けていたといわれており、CIAのエージェントです。

やはり「押しつけ憲法論」の背後には日本に再軍備をさせたいアメリカがいるのだなと再確認しました。

同じくCIAのエージェントだった正力松太郎とその読売の「報道」も同じ方向性です。

アメリカ文化かぶれで、アメリカによるコントロールが非常に強かったといわれている石原慎太郎などもこの文脈の中にいます。

幣原喜重郎氏が第一次大戦後に外相として協調外交を担っていた、というのも示唆的。
戦後のリベラリズムと大正デモクラシーの連続が指摘されますが、ここでもそれが観察できるといえます。

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