東芝と日本郵政の巨額減損の「戦犯」、西室泰三の飽くなき権力欲 その２

ちなみに文中に出てくる、日本で定説のようにいわれている農耕民族・狩猟民族説は海外の人で首をかしげる人は多いようです。どう見てもヨーロッパでも農業をしていますからね。

やはりヨーロッパは戦争を繰り返してきた。植民地を獲得するために長年積極的な「活動」をしていた。

日本は長期間平和であった。

この違いであるということが核心であると、常識になるべきです。

日本は明治以降脱亜入欧でやってきたので、西洋の植民地主義や戦争を繰り返してきたことから目を背けたがる傾向があると思います。

かえって日本が平和国家であったことを直視しなければなりません。

そしてその背景にはかつての日本人の政治思想・人文思想があるのです。