（耕論）平成の政治とは 待鳥聡史さん、佐藤俊樹さん その１

（http://www.asahi.com/articles/DA3S13207799.html）はいろいろ突っ込みどころが多いですけど、メディアの報道の在り方という重要な要素を抜いて政治を語る無理があちらこちらに噴出しています。

苦しい改革を重ねてきたのに、人々の暮らし向きはさほど変わっていません。

とのことですけど小泉の時のように国のために頑張っていると感じさせて搾取するのが一つのポピュリズムの形態。
佐村河内騒動であるとか、人の親切心に付け込む詐欺と同じ構造です。

そしてそれはメディアによって間違った情報を流されることで実行されます。

多分これも電通の誰かが考えたのだと思う。
小泉にはそういったことを含めて正直な自伝を書いてもらいたいですね。
日本の政治家はみんな書かないですよね。それ自体が義務の不履行です。

このことはポピュリズムとは甘い言葉であるという先入観の元、重要なことなのにアカデミックな場ですら対象化されてこなかったことだといえます。