2017年6月16日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト半藤一利 その1

はまずは国民国家について。
どちらを優先するか二択で「国民か国家か」というと政治家が国家を考えているようだが、「国家というのは自分たちだけということがあり得る。」とのこと。かつての国体がそれですし、現代の国家主義もそうですよね。
官房長官が日の丸に頭を下げているのは自分たちの利権を尊いものだと主張しているものです。

「天皇の軍隊は解体されたが天皇の官僚は残った。」「省の官僚になった。」と戦前の軍部が形を変えたものとしての官僚主義を指摘する内容。

私が思うに、戦後の官僚主義と軍部主導は大体イコールでよいといえます。人材の供給のされ方が同じだからです。(それは例えば一部についていえばバブル崩壊、原発事故を招いた在り方や、年金の使い込みに表れています。)

そのような危うさを感じるべきだし、問題意識を持つべきなのです。戦後長く戦争の反省を残っている間は官僚にそのような緊張感を保つ目を向ける人が多かったですが、今では平和主義的に見える人の中でもそのような感覚がかなり薄らいでいることに非常に危うさを感じます。

(これを私は基礎としては東洋哲学・文化を柱にした本当の意味での徳育・全人格的な教育と、真の意味での政治主導で克服するべきだと考えています。)

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