ユダヤ人(と黒人歌手)が宗教色を消したクリスマスソングをどんどん発表していき、アメリカ国民の非宗教的なお祭りにクリスマスをどんどんしていったというお話。
ここで宗教色が消されたから、世界でクリスマスが祝われるようになったんですね。
私が思うに、綺麗な話ですけど、
ユダヤ教はキリストの手によって世界宗教となり
クリスマスはユダヤ人によって世界のお祭りになったといえるでしょう。
ユダヤ人と中国人は非キリスト教徒の大集団ということで仲が良いとのこと。日本も同じような感じなんでしょうけど、集団として少ないんでしょうね。
しかし、ちょうどこの番組が放送されたころのニュースでは、中国でのクリスマス禁止とキリスト教排斥に多く時間が割かれていますね。
普遍的であるが故に入ってきやすいのが中国政府の悩みどころでしょう。
ある悲しげなクリスマスのヒットソングは真珠湾攻撃の次の日に発売されたらしく、その出来事と共に記憶に残っているらしい。
あのトナカイの歌はこういう意味だったんですね。
アメコミのヒーローも多くはユダヤ人が生み出したものであって、ファシズムへの抵抗という点で共通しているとのこと。
ファシズムが生まれるときユダヤ人は差別されるという構図があります。
私が思うに、最近ではトランプ政権は親ユダヤ的な政権だといわれていますが、ユダヤ人団体はトランプを支援することはなかったらしい。
実際、トランプの白人至上主義がかえってユダヤ人差別を助長しているようで、こういうファシズムへの嗅覚のようなものはユダヤ人の伝統なのだなと思いました。
ユダヤ人と中国人の友情が押し出された詩情溢れる映像。この作品そのものが多様性への賛歌でもある。
この「お祭り騒ぎの中で自分たちは二人(一人)ぼっち」系の曲は現代のポップスから演歌に至るまでおびただしいです。もしかしその祖型がユダヤ人のクリスマスソングであり、ユダヤ人と中国系の友情だったのかもしれません。
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