「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」宝島社の新聞広告に反響


「今、人類が戦うべき相手は、原発よりウイルスより温暖化より、嘘である」

とのことですが、国会で森友をやっている場合ではない、という論法に通じる。

各論の中に存在する嘘こそが、戦うべき嘘で、嘘と戦うべきだといってそれらを閑却させようとするのは、嘘を隠蔽するものに他ならない。

嘘は嘘としてのみ存在するわけではなく、必ず何かに付随した形で存在していることを知らねばなりません。この広告が指示しようとしているかのように感じる、嘘としてのみ存在する嘘など存在しないのだ。

それは例えば雪の核に塵が存在していることに似ている。


つまり個別案件と切り結ぶことこそが嘘と戦うことなのです。

その個別案件で奮闘する人間を「戦うべき」ではないと批判するこの広告はそれらの人の足を引っ張り嘘をはびこらせ、嘘を付く人間を援護するものなのです。

しかも嫌韓ヘイト本を多数出版している宝島社が出した広告だ。つまりはこの広告こそが嘘なのだ。

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