は妥当な内容。しかし、「朝日新聞の記事では、こうした点に触れていません。記者やデスクの問題意識の希薄さが気になります。」という〆はどうか。
直上の記事である「(インタビュー)マニラ市街戦から70年 F・ショニール・ホセさん」(http://www.asahi.com/articles/DA3S11623112.html)では「メディアも支配層への批判をためらいがちだ。」としっかり批判。
「問題意識」ではなくホセさんのように現実をまっすぐ見つめるべきではないだろうか。
こちらのホセさんの記事は必見の優れた内容。
「職人気質。日本に行く若い人には、民芸品の展示されている博物館を訪ねるべきだと勧めている。日本が発展した基礎が理解できる。民芸品の美、職人芸は欧米を超え、アジアの他国にない質の高さがある」
「それと職業倫理だ。人材をのぞけば資源に乏しい国が、ここまで豊かになるうえで倫理は大切だった。発展の基礎はいつも倫理や道徳だ」
といったところは示唆的。近世以前に蓄えた発展の基礎としての倫理や道徳を食い潰した状態にあるのが現代日本です。
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