地球ドラマチック「“食”を科学する!〜人はなぜ調理するのか〜」

地球ドラマチック

は食にまつわる科学を駆け足で詰め込んだような内容。

猿人類は人類と比べると消化器官が多く脳が小さいらしく、調理することによって多くの消化器官がいらなくなり、消化が楽になった分そのエネルギーが脳に回るようになったとのこと。
一時期顎が使われなくなって未来人がどうとか話題になりましたけど、あれはこういった線から言えば正統進化と評価できる感じでしょうか。

ある部分が楽になるとある部分が進化できるんですね。上部構造が発達する。歌番組で口パクになるとダンスが進化するようなものか。
人間は楽になったところが不安になってたまに自然に帰ったりしますけど、それはたまにそういうことをするのは良いとして、同時に楽になった分のリソースを他につぎ込むのが進化だということがわかります。

味の五要素についてはしっかり”umami”と発音されていましたね。しかしそれらの味の代表的な食材の写真と思われるものは4つしか出てこずうま味は省かれた形だ。やっぱり典型的に理解しづらい味なのでしょう。

ネイサン氏というすべての科学に長けた偉人が食の科学を切り開いたらしくその理論や独特の調理法が解説されます。
「地球ドラマチック 「究極の料理対決~科学は経験を超えられるか~」」で科学者側が繰り出した調理の元ネタと思われるものがもれなく出て来ました。ガジェットマニアの科学者が自ら開発したといったような感じでその番組では出て来ましたが演出だったのでしょうか。

遠心分離機や液体窒素で凍らせてから揚げる方法はすでにレストランに導入されているらしい。そういわれればそうだった気がしますね。

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