混乱の維新の党、新代表に松野氏

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は桃の大道具を使ってのニュースの説明。

桃と言えば桃太郎。桃太郎は日露戦争の時代に軍国主義と密接な関わりを持って読まれた童話ですから、海外では極右と呼びならわされる安倍政権よりさらに偏っているといわれる維新のニュースにふさわしい演出だったといえるでしょう。(たぶん意識されていない)

桃太郎のついての文章では「(終わりと始まり)桃太郎と教科書 知的な反抗精神養って 池澤夏樹」

http://www.asahi.com/articles/DA3S11486661.html

は桃太郎をもとに日本人の国民性について考察した文章ですが、上のように軍国主義の時代にストーリーを変えて教科書に入れられたものであって、成立は江戸中期とされていてそんなに古くない話なんですよね。

それをもとに国民性を議論するのは無理があるのではないか。

近世日本が近代日本の延長線上にあるかのような感覚をもとに調べないで当然のように書いてしまう、日本の「知識人」の悪弊がここに出ているといえます。

良心的知識人、といって良いといえる池澤夏樹さんでもその弊害から逃れられていないのです。

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