ではお通しを特集。
まずは西洋人ばかりにアンケートを取って、お通しは日本独特と結論!
韓国料理屋さんとかに行くとたくさん出てきますよね。中韓、アジアを無視しています。
海外というと全て欧米というフジテレビ思考。
といいますか知っていて、議論を歪めて単純化するためにわざと外したのだと思う。
最近ではお通しに1200円超のお金をとるところもあるのだそう。ごちそうです。
単品としては渋い、余り注文しないおいしい料理が出てくるのはお通しの良いところですけど、やはりちゃんと張り出しておかないのは釈然としませんし、最近ではバックパッカーなど本当にそれだけのお金でお店に入ってくる人もいるでしょう。
なんか、廃止もしくは改良されるべきだと思いますね。
お通しは江戸時代の大坂で始まっていたらしく、最初に塩辛いもの・甘いもの・酸っぱいもの等を出してお客の好みを調べたのだそう。
いわゆる五行思想に基づいた五味の食材を出したのだと思う。
五行の不足を補って健康にするといった、医学的な観点もあったでしょう。医食同源を実践していたんですね。
五行の影響は韓国料理・中国料理には濃厚に残っているので、かつても日本もそうだったんだなと、やや驚きます。
日本には残っていないように感じるのは、やはり明治維新でこういった文化を一掃した影響が強いでしょう。
こういう文化は全体のバランスからいってもマイナスではなかったと思う。
健康的にも五味は漢方の理論に基づいており、身体を整えます。
栄養面だけではなく、今は気血の流れといった表現しかできませんけど、そういう今必ずしも知られていない健康のなにがしかを整える作用は必ずあると思います。
五行思想を排除したので今の日本料理や他の日本文化は柱を欠いているといえます。
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