BS1スペシャル「欲望の資本主義2019~偽りの個人主義を越えて~」 その1

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はハイエクとGAFAを絡める構成。

多少散漫な印象ですが、頑張って長かっただろう取材を短くまとめたというべきなのか。

GAFAの企業価値はドイツのGDPを超える規模らしい(のちに日本も超えた)。中国で市場展開できていたらさらに倍だったでしょうね。

スコット・ギャロウェイはGAFAの独占を危惧。
分割するべきだと提言。

しかしアップルなんて今のままでも未来が知れないですし、日本で言えばアマゾンよりヨドバシが良いとかいろいろ競争の余地はありそうなのかもしれない。税金を取っていくことによって競争の余地も生まれるでしょう。

それに思うのは分割して力が弱ったところに、中国の国家資本主義で巨大化した企業が乗り込んできたらどうだろう。
たちまち小企業は駆逐されて中国企業一強になる可能性があるがアメリカ国民はそれで納得するのだろうか。
だから独占禁止法をアメリカは適用しないというのがあるのだと思う。
(よくよく思い返せば、最近はマイクロソフトに対する独禁法にまつわる話題が聞こえてこないと思う。)

これはGAFAが巨大なまま存在することができる、根本事情なのかもしれない。盾であり帝国主義の先兵なんですね。

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