BS1スペシャル「欲望の資本主義2020スピンオフ ジャック・アタリ大いに語る」 その5

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世界予測についてはかなり個性的な内容。
中国共産党は20年後に限界を迎え中国の統一は崩れる。21世紀はアフリカが一番になる、アフリカの世紀になるだろう、とのこと。共産党はともかくとしてアフリカは暑いので難しいのではないだろうか。インドが台頭しきれないことがそこら辺を示している。

日本はとにかく中国にどのような製品が売れるかを考えろ、とのこと。
日本人があまり海外に出ないのは中国に品物を売れる日本の環境が良いからだとのことですけどやはり言葉の壁では・・・・・。

米国が保護主義を強めているの非常に危険な状況でもしアメリカが中国の工場を引き払ってアメリカ国内で生産を始めるとインフレが起きるとのこと。
経済的な側面から見ればそうだということなんでしょうね。しかし特にコロナ危機で表面化した工場を中国に頼っていることの危険性。情報隠蔽など諸々のリスクはどうだろう。
世界は複雑だ。中国の政治的性向抜きには世界は語れない。

アタリは中国が勝手に崩壊するという論を建てることによって現状の中国に圧力をかける意味が無いという結論に達したのだろうか。そういうことにすれば政治性を無視できますよね。しかしそれは危険な現実との乖離ではないでしょうか。

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