BS1スペシャル 熊本城 再建 “サムライの英知”を未来へ 前編

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はドローンでの被害の計測。

やはり明治で修復したところが壊れていることが明らかになったらしい。

その問題の明治の修復なんですが、西南戦争後に駐屯していた陸軍が修復したとのこと。どうも専門家が直したのですらないんですね。
それはもはや修復と呼べるのかさえどうか疑問だ。清正たちと違って何も考えないで積んだんでしょうね。

傷を残した一方、近世以前の日本人の充実した仕事と中身のない明治以降の在り方をビジュアルでみせてくれたのが今回の熊本地震の功績だと考えています。


清正らが作ったオリジナルの部分には地震対策が集約されています。一番地震に強い石垣の形とはどのようなものであろうかと熟考して作った感じですね。

地面に水平ではなく斜めに積んであるのがみそらしい。これで耐震性が飛躍的に増します。
また防御の工夫といわれていた武者返しが耐震に関して決定的な役割を果たしている事が明らかになったとのこと。だんだん垂直にしていくことで力のかかり方が分散するらしい。その積み方の秘伝書を読み解いて出てきた方程式は非常に複雑なものだ。殺伐とした殺し合いをやっている中でこういう数学を育んでいたというのがこの時代の奥深さですね。

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