2017年5月28日サンデーモーニング 風をよむ その2

ただ、このことについては安倍政権に厳しい眼を注ぐ学者・知識人の間でも、経済を専門としている人以外しっかり指摘できないでいる。

メディアがしっかり専門家を動員して、検証してアプリオリな事実として提示しない限り、いくら知識のある人でも専門外のことは断定しづらいのです。

それをまさにサボタージュしているのがNHKであり、この番組であり、そのメインコメンテーターであるということです。

また、これもこの前指摘した「潜在的タコツボの罠」の広いヴァージョンであるといえる。

もっといえば社会において生活している人は、その生業・生活以外についてタコツボ状態である、という表現もできます。それを本来補うべきなのが大手メディアなのです。

あと見逃せない点として、やっぱり少子化で実質国の規模がすでに小さくなっていて、権力側とそれを監視する側、という両方を保つだけの国の、いろいろな人が生活できるという意味での「広さ」。人口規模が無くなってきているのだと思う。
あらゆるモラルハザード・問題を乗り越えた上で最後に議論するべきことですが。

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