なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+
多様な意見をまとめる、「最善」の政治制度、それが民主主義である――。学校でもそう習ったし、それが常識なんだと信じていた。ところが今、「幻滅」が世界に広がっている。若者に疎まれ、社会に分断を招き、強権的な指導者を生み出す、時代遅れの制度...
のこの号の「GLOBE」はひたすら安倍政権を若者が支える原理を日本の歴史から追求していくものですが、異次元金融緩和やETF買い入れなど「蜜」に触れません。
戦争責任者を個別に批判せずに日本の歴史に責任を押し付けた丸山眞男と同じ、政権批判につながるジャーナリスティックな視点を避けて「歴史」を振り返るもので、それは皮相な欺瞞で意味のあるものではありません。
この批判しないで蜜にあずかろうとする記者の態度そのものが安倍政権を一番支えているものです。
同紙には一般論として哲学を振り返る
「民主主義が独裁政治へ転落する道とは 2400年前に指摘されていたシナリオ」
民主主義が独裁政治へ転落する道とは 2400年前に指摘されていたシナリオ:朝日新聞GLOBE+
民主主義がうまく機能しないのは、どんなときか? なぜ、独裁者はなくならないのか? 2400年前、こうした疑問を追い続けた人物がいる。古代ギリシャの哲学者、プラトン(紀元前427~前347年)。「蜂」を例えに、民主主義から独裁政治への転...
が載っていますが、安倍政権はこの「雄峰族」の範疇を全く出るものではないのです。
記事らが描き出す「日本の歴史」に依拠する特殊なものではなく、極めて平凡なものなのです。
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