藤井聡太二冠、優勝しても反省「秒読み、課題」 朝日杯:朝日新聞デジタル
第14回朝日杯将棋オープン戦準決勝・決勝(朝日新聞社主催、東海東京証券、ローソン協賛、ABEMA特別協力)を勝ち、朝日杯3度目の優勝を果たした藤井聡太二冠(18)。11日の表彰式終了後、過去2回の優…
は8五飛車戦法気味の出だし。多少木村・船江戦の影響があって修正した感じでしょうか?
AIによると隙が多くて指されなくなった、懐かしい形、と広瀬解説者。それでもベテラン棋士は古い戦型を指そうとする人が多いですよね。
AIが発達していきなり今まで使っていた戦法が良くないと言われても困りますからね。この世代は棋士人生の殆どを8五飛車戦法とともに過ごしてきたでしょう。
7五歩から仕掛けましたがAIによると7四歩から9六角のいつもの筋に先手は飛び込まないほうが良いらしい。思ったよりやっぱり戦果が挙がらないんですね。先手も指さず陣形整備を進めます。
経験値の差か、研究の差なのか評価値はいつの間にか互角か後手優勢に。やはり人間がやることなのだから評価値にこだわらずにやりたい序盤をやるのも手ですね。
2三歩みたいなのは取らなくてはいけないんですね。後手玉が一気に狭まりました。
以下は二転三転。三浦九段に大チャンスが訪れましたが踏み切れずに逆に敗勢に。決断できずに形勢を損ねる有りがちなパターンに陥ってしまった形です。
最後は4四銀と先手が打ったのが落ち着いた決め手だったでしょう。藤井二冠が超接近戦のねじり合いを制した形です。
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