【将棋講座 特別編#2】基本と組合わせる二の矢!端歩を受けられた時の藤井システム講座

将棋

は端歩を突き合う型の藤井システム。以前は一回目の一目散に穴熊に囲う型と同じのココセ的なやられ役だったのですが、最近は1四歩と受ける形が主流になり一躍主役になった感があります。

端歩を突き合った形を解説することはあまりないと藤井九段。藤井猛全集では2局目の村山聖八段戦に記載があるとのこと。
この将棋は藤井システムの模範局としてよく取り上げられるので有名ですよね。5六銀の瞬間がシステム発動の衝撃的な基本図です。

村山八段ともあろう棋士が普通に囲って普通に負けているので、どうなのだろうという感じですが、藤井九段の針の穴を通すような研究手でないと難しい詳細が今回良く解説されます。

似たような形は昔からあったのだけど端歩の付き合いが無かった、端歩の付き合いがあったらいいのにとずっと思っていた、と藤井九段。ああたしか「激闘居飛車穴熊対振飛車」にもそういう棋譜が収録されていた気がしますよ。藤井システムのような創造もやっぱりそういう、こうだったらいいのになという仮定から生まれているんですね。

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