それに儒教というのは本来為政者を規定するものなんですよ。
経世済民、先憂後楽。
天皇をはじめ為政者は教育勅語によって何を規定されたというのか?
威張って市民から搾取して、贅沢していただけではないか。
司馬遼太郎さんが盛んに言っていたのをはじめ、儒教は民を縛るための為政者の道具、という史観が定着していますが、これは戦前に儒教と称して流布されたものを通して近世以前をみているが故の認識の誤りではないか。
実際に歴史的にみると、近世以前においては為政者を規定するものとして機能していたことがわかります。
コメント