(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170324/k10010923111000.html)のパン屋の記述は恐らく江戸時代基準で考えている、つまり江戸時代に対する偏見に基づいている、ということがあるのだと思う。
その思考で言ったら、カステラ屋はどうなのだろう、とかボーダーを探ってみたくもなります。
アカデミズム側に落ち度があるとすれば、やはりそれは一種の鎖国史観を最近まで間違えて教科書で国民に刷り込んできたことが挙げられるでしょう。
江戸時代の日本は「4つの口」から外来文化を常に摂取しており、浮世絵などにも西洋絵画の影響はたくさん指摘できます。
逆にそれだけで読み解いてしまおうとしているかのような風潮すらあり、それに対する釘をさす文章も書きましたがまだアップしていません。
和菓子を含め、日本独自の文化といわれているものは海外の影響抜きに語れないものがほとんどです。
その真実が長年の間違った刷り込みによって国民の意識の底に全く浸透していないのです。
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