では心理学者の加藤諦三氏が、人には成長欲求と退行欲求があって、トランプ現象など今世界は退行欲求が勝っている。このままいくと人類全体が退行してしまう、と警鐘。
面白い概念ですよね。
トランプ的な内向きの移民排斥・保護主義は退行欲求とのことですけど、それはその通りとして、一見退行に見えることも必要な場面があるからこのような機構が人に備わっているわけですよね。
なので、お前のやっていることは退行だ、という感じで頭ごなしに否定するんじゃなくて、あなたのその退行は必要ないですよ、しない方が得ですよ、しなくてもやっていく方策を政府が考えますよ、と説得していくことが重要だと考えます。
最後は岸井氏が愚かしい文明論を語って陶酔しておしまい。
「ロボットが敵になるかもしれない」とのことですが、そんなのは「今まで築き上げてきた文明は何だったんだ」などといわずにただ職を奪われた人に補償をして新しいスキルを身に着けられる場を用意すればよいだけです。
本当に何の「報道」もなく提言も無く、そのごまかしの所に変わりとして「歴史」を放り込んで陶酔しながらごまかしておしまい。
嘘つきには文明を語るポーズをとる資格を得る前にやることがあるのです。
原発報道も社会のニュースも芸能報道も嘘と粉飾だらけで何も振り返らず、このような自己陶酔的なコメントをし、映像を作ることに強く憤らないわけにはいきません。
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