はTPP。国会決議に背いて「重要五品目死守」を破ったことについて。
米韓FTAで韓国の養豚業者は壊滅。豚肉業者が倒れると飼料米を買っているので米農家も窮地に陥るとのこと。
経営の見通しが立たなくなっちゃう。だからやめて行っちゃう、とのこと。
本当に農家がきついのは、あらゆるものが安定しないことなんですよね。これが本当につらいんですよ。
そのデメリットを削減しなければ優秀な人材が参入してきませんが、その逆にばかり行きます。
「アジアから取り残されていくんだよ」「アメリカと抱き付き心中するんだよ」。「ISDS条項入っちゃダメ」とか最初はいろいろ言ったの全て入ってしまった、とのこと。
一瞬凌げれば後でもとに戻しても良いと思っているんですよね。これはメディアの性質からくる欺瞞でもあります。後追い報道はしませんからね。
アベノミクスは「口先だけ」というまとめ。
減反の話が出てきましたけど、減反の廃止には反対なんですね。
私は減反は農家の角を矯めて殺すものだと思っているので、そうだとしたら残念ですし、もっと説明が欲しいですね。
10月8日の「そもそも総研」は減反廃止の提言とコメの輸出をセットで扱った話でしたけど、これは両輪と言えます。そういえば金子勝さんはコメの輸出についてほとんど語らないんですよね。
たとえば「日本再生の国家戦略を急げ!」(金子 勝 (著), 武本 俊彦 (著))には農産物を輸出するべきだという提言はありません。
この前ちらっと、大した収入にならない、とBSのTPP特集で言っていたのがこの件について聞いたはじめてにして唯一。
玉川さんは輸出に希望を託していますけど、金子さんが大したことないと判断するのであれば詳細を開陳してほしいですね。
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