(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=44329)では古舘さんは500円の寄付も尊い、という話をしていましたけど、そのように視点をずらして満足してよい話なのかどうか。こういう風に寄付をする経済人が日本で見当たらないのは精神の貧困を示していて嘆かわしいの上に嘆かわしいです。
「宗教の経済思想」( (光文社新書) 保坂 俊司 (著))の冒頭に書いているように、日本の経済人と欧米の経済人は同じようなことをしているようでまったく違う、生涯を通して似て非なる運動をしている可能性があるわけで、このことを深刻に捉えなくてはならないと思います。
結局欧米はキリスト教文化が根底にあるのですけど、日本人は下地がすっからかんであるという現実がみえてきます。文化の違いではなく、文化があるかないかの違いなのです。そのことを直視しなければなりません。
そしてそれが彼我の実力の差に直結しているというが私の考えです。
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寄付と言えば、古舘さんには礼儀として「前任」の久米宏さんを讃えてほしかったですね。
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