東京国立博物館 特別展「始皇帝と大兵馬俑」 その9

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「第3章 始皇帝が夢みた「永遠なる世界」 兵馬俑と銅車馬」は兵馬俑のコーナー。

「騎馬俑 1軀 戦国時代・前4~前3世紀 咸陽市塔児坡28057号墓出土 咸陽市文物考古研究所」は始皇帝が全国を巡行したときに使った馬車を精確に2分の1スケールにしたもの。

始皇帝は何度か暗殺されそうになっていますけど、それでも馬車で全国を回るというもがすごいですよね。このように身体的に直に行くことでしか統治が達成されないと思っていたのでしょう。この巡行こそが中国の統一事業の核心だったように感じます。

カタログには暗殺を恐れるあまり生に執着したのではないかとも書かれていますけど、命の危険を顧みていないなという印象も受けます。

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