「松下村塾、なぜ産業遺産? 工業教育早くに着目、近代化の過程を重視」(http://www.asahi.com/articles/DA3S11884501.html)の、松下村塾の人たちは科学技術を持っているわけでもなくそういう意味で近代化に貢献したわけではない、というのはその通り。
また、伊藤博文は自分を松陰の門下だと積極的に称することはなかったといわれています。記事は伊藤の重要性を強調していますが、仮に、仮にそれを認めたとして松下村塾との関連で捉えるのは文脈的にかなり細いところを強調していると思わざるを得ません。
それに彼らがテロリストであることも当然問題にされるべきです。特に現政府のなんでもテロと言って批判するやり方とはつじつまが合いません。
松陰の思想もやはり、知るほど危険と言わざるを得ません。
日本が植民地化しなかったのは幕府外交が優れていたからであって、むしろ阿部正弘や岩瀬忠震(変換できない、、、、。)を顕彰するべきです。
それに日本には漸進的な近代化のシナリオがあった、と専門家に指摘されています。
そうすれば極端な富国強兵政策を取ることも無く、後の侵略戦争も起こさなかったでしょう。その可能性の目を潰したのは長州の急進派たちです。
廃仏毀釈のルーツは松下村塾の面々の天皇至上主義にもあるわけで、そういう意味でも、決して許すことが出来ない人たちです。
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