7月10日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト金子勝(慶應義塾大学経済学部教授)

#その他文化活動

当日は株暴落の日で、先週の予測が当たったという話。ただ、しばらく下がっているのがトレンドで、当日の朝でしたけど、三橋貴明氏でさえ当ててはいましたからね。

政府が買いますと言っても下がったのが今回の株安の特徴だとのこと。

「ギリシャは怠け者キャンペーン」に対する異議を。確かに違うというデータはたくさん聞くのですが、テレビの報道には反映されませんね。

当日の裏では宮台真司さんが、借金しているが故に強気に出るならず者、といったテレビでもよくある構図で解説。

金子さんが言うには「バブル崩壊の犠牲者」とのこと。日本で銀行が責任逃れをしたように責任を取らないやつらがいる、とのこと。

ドイツが肩代わりするべきだとピケティが言って脚光を浴びていますけど、不良債権をカットするべきだということは金子さんはかなり前から言っていましたよね。

「IMFはこういう問題の処理ではすべて失敗している」とのこと。支出を減らすことばかり考えているからでしょうか。

アジア通貨危機の時に緊縮策をやってIMFは一度失敗している、とのこと。

続いて、同じ構図の日本のバブルの危険性を指摘。

そのような時にNHKは「公的年金運用 15兆円余黒字で過去最高」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150710/k10010146481000.html)とお気楽なちょうちん持ち記事を。

そこで売り抜ければプラスですけど、それが出来ないのだからすでにマイナスを大きく背負い込んでいるといえます。

危険性を伝えないのですから、やはりいざという時にはNHKの職員のポケットマネーで年金を補填してもらうよりほかはありません。

ラジオに戻ると「ウクライナって民族問題でもなんでもないでしょ」とのことで、西洋寄りに行って立て直そうとしたのがリーマンショックで引いてしまった。その流れで来ている危機であるとのこと。

そういうのを考えると、リーマンショックで間接的に人がたくさん死んでいるわけですよね。当然ですが、責任を問わないのはアメリカ一国のマイナスに留まりません。

「伝染を止めるっていうことが大事」そうでないと「泥沼に陥る」。企業の再建と同じ。ギリシャに対する産業をつくる支援も必要とのこと。

中国のバブル崩壊は「不動産に次来るかどうかが分かれ目」とのこと。

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