行って参りました。
原宿は以前はひっきりなしに行っていたのですが、春からぱたっと行っていませんでした。ラッキー!(個人的に)
とはいえこれだけの規模が突然発生するとは考えにくいですから、今までみんなが夏風邪かな、といっていたのを埼玉の医師がデング熱と診断できてしまったがために、自分たちもそうではないのかという人たちがたくさん出てきている状況なんだと思います。
行政の対策が後手後手に回っているのではないかというメディアの質問もありました。昔から流行っていたのかもしれませんけど、面倒なので先に手を打たなかった、というのもある可能性がありますよね。
広く拡散されていることが懸念されますが、根っこは代々木の模様。
代々木公園のエスニックな催しは面白いんですけど、油断できませんね。
これは冬の展覧会。
この日は行ってみると原宿の歩道橋が欠けていたのですが「なくなったね、思い出交わる歩道橋 表参道の風景一変」(http://www.asahi.com/articles/ASG1Z7444G1ZUQIP04X.html)ということで、完全に撤去された模様。
「人類はどこへ行くのか」(興亡の世界史) (杉山 正明 (著), 大塚 柳太郎 (著), 福井 憲彦 (著))
で陣内秀信教授に日本の歩道橋を、ローマオリンピックで一瞬だけ造られたものを真似した(339ページ)と、西洋の特殊な例の表面だけを猿真似した、といったような感じで、半ば嘲笑されていましたが、そういった批判もきいているのでしょうか。もしくはバリアフリーなどの観点なんですかね?
上の本の対談では、江戸時代の地方分権の豊かさやそれに連なる地域の可能性について触れられているので、江戸時代を今の硬直した中央集権と結び付けでイメージされている方には、ご一読を勧めます。
六次産業化も大いに結構ですけど、もう一方でここに書かれているようなかたちでも地方経済が回っていくと良いですよね。
しかし、ここで触れられているEUの成功については、今振り返ると微妙に甘かったということになるんですかね?
今年の太田記念の新春の展覧会は世界遺産登録に合わせてかどうかはわかりませんが、富士山特集。
解説には、まさに富士山は文化遺産である、とあり、現に浮世絵は最重要と言えます。文化遺産としての精髄を知りたい方には必見の展覧会といえるでしょう。
「菱川派 隅田川之景 絹本一幅」は本当に優れた風俗画で、名品です。この美術館の菱川派や宮川派のものには、知られざる名品が多くあるように思います。
「長谷川雪堤 両国橋賑わいの図 絹本一幅」は人の骨組みだけで詳細なプロフィールが伝わってくる、長谷川家独特の俯瞰図。
背景の富士は大和絵の雰囲気。
雪胆なのかと思って観ていたんですけど、息子なんですね。
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