東京国立博物館 平常展 特集陳列「猿」「日本の仮面 舞楽面と行道面」その6

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7月5日のNHKのニュース9はこの日の主要なニュースである新潟県の泉田知事と東電の広瀬社長の会談を放送。泉田知事は、黒字化は意識したか、銀行からの融資は意識したか。という最もな質問をしていましたが、この二つは本当に電波・新聞紙面には乗りません。特に電力会社と銀行、さらに経産省や財務省の繋がりを抜きに原発の問題を語れるはずが無いのです。

NHKでこういったことについて深く掘り下げられるわけも無く、市長村長は一定の理解を示した、と硬い表情で井上あさひさんが読み上げて終わりました。

また確かに市長村長によっては理解を示したのでしょうけど、推移を見守る、ですとか、ベントフィルターをつけるべきだ、といっていて、理解を示す、というのが文脈不明でもあります。

インターネットの「東電社長 安全審査の申請に理解求める」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130705/k10015824651000.html)によると、柏崎の市長はかなり厳しい事をいっているのに、市町村長は全員理解を示した、というようなまとめ方をしていたと思います。

同日の報ステでは岡田斗司夫さんが解説でしたけど、ん???森永さん、、、なのかなぁ?
としばらく考え込んでしまった外観。

姜尚中さんだと思っていたんですけど、逆戻りですねぇ。いつまでもスリムだと思うなよ、とか、今度書くんですかね?

柏崎刈羽原発の再稼動についてのニュースにコメントしていましたが、どっちの言い分もわかる、といい、電力問題は長期と短期に分けるべきだと主張。

東京の電気を発電してもらっているので、都知事も広瀬社長と共に頭を下げに行くべきだとのこと。

そもそも現在電気が足りている現実を踏まえていません。柏崎刈羽の再稼動は純粋に東電の経営問題なのです。経営問題が生じているのは国が本格的な国有化をしないからであって、国有化をしないのは銀行などが貸し手責任を問われるからです。そうなると銀行とずぶずぶの関係にある財務省などが困るからやらないのです。また、核保有の問題も見逃せません。

そもそも基本の認識が間違っているといえるでしょう。
論理力がおかしいかわざと間違えているかですが、後者なのではないかなと感じます。どちらのいっている事も分かる!といっていた方が仕事をしやすいからだと思われます。穏当に言って周縁原子力ムラであるといえるでしょう。

電力は短期的にも足りていますし、万が一足りていないとしたら2年以上を手をこまねいていた電力会社の責任です。石炭も安ければ、天然ガスもしっかり交渉すれば非常に安い状態です。再エネを今から普及させて技術を集積させていけば、次代の産業をリードできる可能性が高いですし、いまだに作り始めようとしませんが、地熱ですとかも極めて手堅いです。使用済み核燃料の行き場のない原発は、石油火力にも遠く及ばない。

そもそもベントフィルターなどをつけて安全に万全を期さないのも拝金主義であって、岡田さんは何をどう理解するのでしょうか。

古舘さんは断層についてと、どこまでが地元か、ということについては触れましたが、上に書いたようなラインの指摘は無し。

古舘さんはコメントの仕方が真っ直ぐ向かってくる感じで迫力があって、ややもすると納得してしまう人もいると思うのですが、なすべき仕事には程遠いといえるでしょう。

続いてのニュースはエジプトの混乱ですが、ナポレオンって、こういう時に出てきたんだよなぁ、という気分にさせられます。
非常に問題も多かったですけど、やはりナポレオンはバランスが良い所があって、混乱を落ち着かせるのが抜群に上手かったんですよね。
今回の動乱でも人材が一人いれば隨分違うと思うのですが、、、、、、軍かイスラム原理主義かではエジプトがかわいそうです。

7月6日の午後4時50分ごろには日テレで戦争の番組をやっていましたけど、悲劇を読み上げては戦争が殺したというばかり。まず第一に殺したのは無責任な軍部の連中なのです。そして天皇にも責任はあります。それを言ってしっかりと原因と向き合わないかぎり死者はいつまで経っても報われません。

「自民「取材拒否」招いたTBS番組の中身 「法案通す気なかった」が逆鱗に触れた?」(http://www.j-cast.com/2013/07/05178829.html
はTBSが謝罪をして元に戻りましたが、本当に本人たちが間違ったとは思っていないでしょう。これから取材をしにくくなるがゆえの謝罪であって、拝金主義であるといえます。謝罪する前に江川紹子さんですとかは抗議をする自民党を問題にされていて、それはそうですけど、やはりこれが非常に効いてしまう、さらには折れてしまう報道側の情けなさが際立っていると思います。

政府と近い位地にいなければ成り立たない報道の限界でしょう。限界というよりそのようなものはあってはいけなかったといえるでしょう。戦争から得るべき主要な教訓でもあったのです。

こういった事を防ぐには、政府から適正な距離を取ることと、記者クラブ内だけで独占されているものを、解放していく必要があります。国会内でスペースを取っているのは違法だとも言われています。
あとやはりクロスオーナーシップの禁止やチャンネル数を増やすという事をすれば、圧力を一度に沢山にかけなければ報道を掌握しにくくなるので、自然と政府からはなれた報道をしやすくなるでしょう。

明治維新は武士階級が自ら身を引いたことによって実現した、ともいわれますが、テレビ局側が甘い蜜を自ら手放すわけはありませんし、そのような精神性も持ち合わせていません。これまでの報道を振り返れば。
市民が直接圧力をかけて、さらに政権を選択していくしかないといえるでしょう。

7月6日のニュースキャスターでは大砂嵐の特集をしていて、齋藤孝さんは、文化も保てた上で「日本で世界戦が開かれている」と表現していましたが、楽観的でピントがずれていると思います。
突然プロレスから来た人の方が強いかもしれない。そういう人が出てくるようなものを世界戦というのでしょう。

いまだにいじめやしごきが噂される部屋はたくさんあります。そういったところを潜り抜けていかないと力士として認められない、と。伝統としての美しさにも欠ければ、競技としての真剣さにも欠ける状態なのではないでしょうか。

白鵬は賢明で素晴らしい力士ですが、それでも、立会いの張り手は品が無いと思いますし(逆用できない他の力士はもっと悪いかもしれませんが)この前も押し倒した力士を、普通なら助け起こしそうなところでほっぽって戻っちゃってたんですよね。

いわゆる品格(という言葉も随分歪んだ調子で使われていますが、仮に)という面から疑問が持たれる動きが結構多く、白鵬にしてそうなのか、と嘆息せざるを得ないことが多くあります。
これでは朝青龍はあれくらいのものですよね。

角界の奮起が望まれますが、それにはやはり観客側も暖かさと共に厳しく観ていく視線が必須だと思います。

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