券を頂いたので、引き続き行って参りました。
昼食は金王八幡宮で。同じくここで昼食をとっている人も多く、開放的な良い神社です。
とはいえ、山下清が神仏は拝まないと言っていたので、神社に行ったにもかかわらず、参拝せずに出ました(笑)もし山下清にもう少し自意識があれば、「面倒くさい性格だな」と自嘲していたかも知れません。
世界遺産は中国の物がスケールが桁違いで、印象に残りました。耳だけで7メートル有るという、巨大な「楽山大仏」や水墨画の絵師の更に一歩先を行っているかのような「武陵源」。西太后によって再建された広大な別荘「頤和園」。
西太后といえばこの前、中公新書の「西太后」という本を読んだのですが、とても面白かったです。しかし、光緒帝については当時の有力な説である病死説を採っているのですが、読んだ直後に、光緒帝は毒殺されたことが明らかになった、という記事が新聞に載ったので、史書を書くのは難しいなと思いました(^_^;)場合によっては、この本を貫く、女性らしい権力者としての西太后像も危うくなりかねませんからね。
日本の遺産は堂々たる姫路城・・・なんですが、通常は大変な威容に見える姫路城に、むしろ機能的な結晶美を一番に感じました。
同じく京都の文化財は雪に苔がしんみりとした寺で、前述の結晶美に幽幻性が加味されます。京都は貴族は兎も角として、その周辺の文化財はまことに本物だと思います。京都が好きな女の人はかわいらs(以下略
自然遺産では「キリマンジェロ」が凄く、ボードゲームの駄洒落として耳にする事の方が多い山ですが、凄まじい霊峰である事が写真から伝わってきます。
瀧も充実していて、私はアイスランドの「デティフォス」が昔から好きなのですが、「悪魔の喉笛」と呼ばれる「イグアスの瀧」の、闇夜に遠くから写した写真が素晴らしくて、良かったです。
それにしても、横のお婆さん達が、これ行った、これ行ってない、と話していたのですが、私もあやかって色々見てみたいものです(笑)
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