国や東電の批判NG? 伝承館語り部に要求、原稿添削も:朝日新聞デジタル
震災や原発事故の教訓を伝える目的で福島県双葉町に20日に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」が、館内で活動する語り部が話す内容について「特定の団体」の批判などをしないよう求めていることが関係者…
は酷い話です。これが菅のやり方です。
事業費をすべて負担した福島県が「斟酌」したのだとしたら恥ずかしい限りです。口封じをする東電は恥を知るべきだ。
振り返れば、原爆の犠牲者の語り部も戦争を始め早く降伏しなかった政府を批判する、当時の責任者を批判する、といったことはしてこなかったと思います。
そういう意味では二の舞を演じる恐れがあります。
これでは真実から遠ざかり、子々孫々にまで累を及ぼします。
国が悪いのですけどどうしてもできないような場合は、伝承館のようなものは
民間で作る。もしくはこの施設の横に小さな施設を民間で作ってそこで正しい伝承を語り継ぐという方法もあると思います。
無責任体制の極みだ。それが公権力によって強いられ誘導ています。第2次世界大戦においてもそうだったといえます。
国の一つの大きな目的は箱モノを作るところにあるのではないか。
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