二つ目は尊王史観を広めた頼山陽の話。
その書はかつては今でいう何千万円くらいで取引され、精巧な偽物も多いとのこと。
しかし今では15万円くらいらしい。
漢詩や漢文をたしなむ人が減ったからではないかとのこと。
私が思うに、もしかしたら中国があと300年くらいしたら、経済的繁栄に加えて文化力が上がって国家体制も洗練されてということになれば漢文ブームも再燃するのかもしれない。そうしたら価値が上がる?
あとはやっぱり掛け軸は床の間や茶道とセットですから、それらが退潮傾向にあるのは大きいでしょう。
基本的に骨董は値段が上がるばっかりだと思っていましたけど、最近は茶道をたしなむ人も減って、壺にしても茶碗にしても中国由来のもの以外は、骨董品の価値が暴落しているように感じます。
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