伝統的にジプシー音楽は先祖代々世襲で受け継がれるそうですが、この一家もそういう家だそうです。
ジプシー音楽を抜きにヨーロッパ音楽の成り立ちは語れません。フラメンコやクラシック、東欧の音楽への影響が有名ですが、彼らは旅をしていたので各地で影響が有るそうです。
主な楽器はヴァイオリンで、演奏は極めて明るいです(笑)こんな感じでいいでしょ?みたいな雰囲気で進んでいきます。絶対に、なんとなく楽しくて弦がすすり泣いていれば良いと思って居ますよ、この人達は(笑)気取っていない所が一番良いと思います。酒場でガリガリ弾いている様がそのまま想像できる感じです(笑)内面は分かりませんが、演奏だけとれば畑の向日葵の様にどこまでも平和で明るいです。クラシカルな楽器でお金の取れる楽しさを追求する所に、現代の同人音楽の一部と同一性を感じました。
あんまり集中して聴くと反って楽しくないですね。作業中のBGMや気分転換にちょっと聴くのが最適だと思います。
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