モンテヴェルディの周辺 マンロウ

#その他音楽

モンテヴェルディはオペラを創った人ともいわれる超天才で、その音楽の内容も業績に勝るとも劣らない人ですが、やっぱり聴かれる人はロマン派の有名作曲家らへんと比べると、あんまり多くない作曲家だと思います(^^:)私はかなり好きなんですけど。更にその周辺は絶望的にマイナーと言っても良いと思いますが、これがどっこい、かなり楽しかったです。
マンロウはわざとマイナーな所を選んで自分色に染め上げているんじゃないかという気がしてきました(笑)いくら碩学のマンロウいえども当時の演奏様式がどこまで分かっているのだろうか、というとテンポもフレージングも推測による所が非常に多いのでは無いかと思います。良い意味でですけど、古典音楽をやりながらマンロウの音楽を強力に展開しているのではないかと思いました。
マンロウの音楽の何が非凡なんだろうと考えたんですけど、それはリズムが有ることじゃないかと思うんですよね。余り詳しくないので見当違いかもしれませんが、それはポップスを始めとした現代の音楽の影響なのではないでしょうか。そういう気がします。
演奏は渋過ぎず派手過ぎず絶妙で、古代の音楽の楽しさを素直に知らせて貰えます。声部も流石に前に聴いたリヒターのクリスマス・オラトリオと比べると垢抜けませんが、素朴で見事です。

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