国立西洋美術館 ラファエロ | Raffaello その1

#その他芸術、アート

6月3日のモーニングバードではサーベラスのニュースの時にニュースのパネルの小窓に常にダン・クエールが出ているような状態で、交渉相手として隨分強調されていましたね。

トルコのデモ(http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/turkey/)は現地では報道されていないとの事。モーニングバードでは市民のメディアを統制している政府への怒りの声が。
同日の日本で2万5千人が脱原発デモをしましたけど、テレビではまったく触れられていなかったと思います。トルコや中国が日本と合わせ鏡の状況にあるということが知れ渡るだけで、隨分変わるだろうと思います。

吉田照美さんも嘆いていましたけど、本当に小さい扱いで、メディアの体質は震災以降、寸毫も変わっていません。むしろまた悪化し続けるのでしょうか。

6月1日の午前8時35分ぐらいのNHKの五輪のニュースでは刈屋富士雄解説委員が、イスタンブールを批判した猪瀬発言について、招致に「まったく影響ないと思います」といっていましたけど、そのようなはずはないでしょう。権力の提灯持ちになっているのではないでしょうか。

知事本人は「まったく尾を引いていない」といっているそうですが、これはまったく周りが見えなくなっているといえるでしょう。

「豪州戦の夜、渋谷スクランブル交差点を交通規制」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130603-OYT1T01065.htm?from=ylist)というのもありましたけど、この前の消費税還元セールの禁止などとあわせて、全体的に、政府が市民の自由な動きを押さえ込もうという姿勢が顕著になってきたといえます。

「【危険速報】ワールドカップ予選で渋谷が超大混乱! スクランブル交差点が封鎖された影響で別の交差点がカオス状態に」(http://rocketnews24.com/2013/06/04/336746/)なんていうニュースも検索すると一番上に来ますけど、対処療法で他の所が悪くなってきた人みたいですねぇ。政府のセンスがそもそももっている欠陥といえるでしょう。

「再審無罪のマイナリさんに補償6840万円 拘束15年」(http://www.asahi.com/national/update/0523/TKY201305220610.html)というニュースでは何で国庫から払うんだ、という話が出ていますが、どうみてもずさんなのは捜査した側の個人の責任で払っても良いと思います。萎縮するという方もいるかと思いますが、こういったのや、田代検事の事件のようなのは、萎縮とかいう以前に論外であるとおもいます。どこまでもどんぶり勘定が許される、総括原価方式のような感覚を感じるのです。

復興予算の流用もそうですけど、守られるべきではない所が守られている故に、全体として非常に社会にゆがみが生じている、というのが日本の状況だと思います。

「測定方法改善で地下水からセシウム」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130604/k10015048581000.html)はいわんこっちゃない、と
うべき内容で、だから東電は信用されないのだといえます。近くの川と同じであるという説明をしていた責任は一体どのように取るつもりなのでしょうか。

6月3日の報ステは復興予算の流用についてやっていましたが、まさにだだもれ状態で誰も責任も取りません。

恵村順一郎コメンテーターのコメントが報道機関として非常にぬるく、話し振りに当然あるべき怒りや憤慨がまったく感じられないのは、皆様も観ていて感じられているのではないかと思います。

いうには、そもそも民主党が作った予算であり、国全体が元気になればいいじゃないかということで(復興予算を他の所に使う)大義名分があった、としますが、そのような大義名分は無く、だから以前から問題になっているのです。国民と約束した復興予算の主旨はそのようなものではありません。

続けてそれが「ごっちゃになっちゃった」といっていましたが、予算を獲得するためにねじ込んだわけで、いくらなんでも官庁寄りの発言が過ぎていると思います。大手メディアが官庁と癒着していると指摘される所以ではないでしょうか。

「これからはしっかりチェックするべきだ」といっていましたが、これからではなく、今までの不正もすべて清算して返してもらいたいと思います。そしてそれをきっちりやるのが報道機関の仕事なのです。

それにしても、たとえば山口県のゆるきゃらだけでこういったことをすれば、ピンポイントで責任が問われたはずで、戦争でも殺しても~や、赤信号みんなで渡れば怖くない、の世界になっているのではないでしょうか。

一方で福島第一の多重下請けの構造は放置されているらしく、まったくやる気がないといえるでしょう。

モーニングバードでは土居丈朗慶應義塾大学教授が福島に資金が流れなくなるのを過度に心配したのではないか、といっていましたけど、直後の必要な時にお金が必要な所に流れなかった、と福島では声が上がっています。

必要なお金というのであれあば、そういったものを自主避難と呼ばれているような棄民状態の人達にまわるようにするべきなのではないでしょうか。

福島に使われたパーセンテージから言っても、厚生労働省を筆頭に、自分たちが使いたいように使う気はあっても福島にまわす気は無かったというのが本音だとおもいます。

特にひどいものでは職員に自腹を切らせるようなことをしなければ、根絶できないと思います。政府にやる気であるならやるべきだと思います。

舘野晴彦さんは民主党時代の不況の時に組まれた予算ではないからではないか、といって、あわてていまもわからないけどと付け加えましたけど、株価が(一時的に)下がるまでは景気が良くなったと錯覚して浮かれていたのでしょうか。虚の部分は膨らんでいても実態は下がっており、その部分を観るのが報道陣の仕事です。

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