たばこと塩の博物館 開館30周年記念特別展 「近世初期風俗画 躍動と快楽」

#その他芸術、アート

続いて行って参りました。
ぱっと見、似た様な屏風が並んでいるんですが、風俗画は屏風に適した画題だな、ということを強く感じました。沢山の細かい人物が色々な事をしているので、とても複雑で飽き難かっただろうと思います。ボケっとしていると、細かい所が妙に気になったりとかしたと思います(笑)
もう一つは遊んでいる場面の物が多いことで、輪舞なんか楽しそうで、眺めていれば自然にリラックスしただろうと思いました。屏風の役割と相性が良い感じです。子供が居れば、風俗の勉強にもなったかもしれません。
「四条河原遊楽図(6番)」が右隻の台上で踊っている女性の身のこなしが美しく、綺麗で感動しました。右上の幕の裏で話し込んでいる男女が個人的に気になりました(笑)
「四条河原遊楽図(8番)」も宴会が楽しそうな一隻。相撲をとっている人が、脚を取りに行っているのに目が行きましたが、昔は軽かったでしょうから脚を取りやすかっただろうと思います。意外とモンゴル相撲みたいだったのかも。
「輪舞遊楽図」もプロレス紛いのじゃれあいをしているのが面白かったです(笑)自然な感じで遊んで居て楽しそうでした。

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