東京国立博物館 新春企画 博物館に初もうで&第55回現代書道二十人展

#その他芸術、アート

あけましておめでとうございます!!

初詣は寛永寺で。ここは、意外と人がまばらなんですよね。とはいえ、香ばしくも線香とかが焚いてあって、丁度良い雰囲気ですねぇ。
寛永寺は明治維新のときに仏像を天高く積み上げて燃やしてしまった、と聞いたんですが、惜しい話です。

東京国立博物館は平常展を総合文化展にした、とのことで、仏像コーナーのLED展示はなかなか。
この展示替えで思い出したのは土門拳の仏像写真集で、素晴らしいんですけど、仏像を人として捉えているような所があるんですよね。どアップの顔面接写で、仏像の内面性を伝えようとしています。近代合理主義的な気風の影響なのかどうかは、分かりませんけど、良くも悪くも仏教的なフィルターは外れているんですよね。いわば白熱球的な写真集であるとはいえると思います。
それと比べると、くらい室内のスポットライト照明は、仏像に仏像っぽい雰囲気を加えていたと思います。
うさぎさんの美術品を巡る企画も面白かったです。
あと、解説の多言語表記は密かに危惧していたんですけど、中国語より、韓国語を先にしたほうが、良いとも思います(^_^;)

獅子舞をやっていたんですけど、結構面白くて、横の人もこんなに面白いとは思わなかった、と呟いていました。本物の動物みたい、とのことですけど、そういう動きに流動的な清新な感じがありました。工夫次第では、更に面白くなりそうな感じもあります。

紙切りも楽しかったです。スカイツリーを切ってくれとの注文に、あみあみが面倒くさいとのことで、遠くの塔をみる親子を切っていましたけど、上手くなくとも正面からスカイツリーを切ってもらいたかったです、、、と自警を込めて書いておきます(笑)

現代書道二十人展は樽本樹邨の書ですとか、写真の雰囲気とごつごつした書風が一致していて好感触。土橋靖子たそのかなも毎度良くて、「落花舞ふ」が淡い雰囲気が見事な書。他の人のをみると、ちいさなかなの作品では目立たなくとも、大きいのを書くとごつごつ切れている人がいますけど、そこら辺が無いのも良い感じです。
いつも結構ありますけど、今年は万葉集が多めでしたかね?

今年も皆様にとって良いお年になるように、お祈り申し上げます(^_^)

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