国立西洋美術館 大英博物館 古代ギリシャ展 -究極の身体、完全なる美 その8

#その他芸術、アート

ベトナム料理を最近食べにいったんですけど、美味しかったです!私は民族音楽ファンで世界各国の料理も好きなんですよね。
いわゆるタイ米のチキンカレーを食べたんですけど、スパイシーでさわやかで素晴らしい味でした。タイ米はちゃんと調理すると実にうまいんですよね。
前に「極める!~グッチ裕三のお米学~」でやっていた、タイ米はパスタ感覚で使える、というのが眼から鱗で、もっと気軽に入手できたら沢山食べたいですねぇ~。

この前TPPの農業について、日本人は食の品質を重視するからTPPに参加しても農業は大丈夫。現に前にタイ米が来たときは誰も食べなかったじゃないか、といっていた人がいましたが、その程度のことで覆せる値段差にはならないでしょうし、そもそもタイ米は調理法を知っていれば美味しいです。

このコメントには愚かさと、ある種の傲り高ぶった心が感じられてとても嫌だったんですが、今の日本は見渡す限り拝金主義であったり本当に酷い状況だと思います。

日本が良くなれば良いなと思うんですが、本当にこの人たちに(外面的な意味で)幸せになる資格があるのだろうか、と考えてしまうのも正直な気持ちで、まずそこら辺から変えて、幸せをつかみとる準備のようなものが日本全体に必要なのではないでしょうか。

仏教など伝統的なものに眼を向けつつ、内面の改善というものがやはり、日本を浮揚させる近道の一つだと思うのです。
しかしそれを待つまでも無く、TPPに参加すれば文句無く、自滅コースだろうと思います。

それにしても大手の新聞がみんなTPP推進だということですが、一体どれだけ政府のグリップが効いているのかと。
メディアの構造の問題はインターネットで盛り上がったポップカルチャー的なところがあったと思うんですけど、原発問題で大分各層に広がったと思います。

しかしこれはずっと以前からのことで、たとえば、従来ポピュリズムといわれていたようなものも、多くはマスコミの責任だと思います。そういう視点は以前からありましたし、もちろん国民全体も良くないのですが、それにしても致命的に大手マスコミは酷いと思います。

このことを特に社会に影響力のある上の世代と、切実な形で共有することが出来たならば、日本は大きく変われるだろうと思うのです。

経産省前のテント村の報道などは望むべくもありませんか、、、。

ノーベル田中さんがまた凄い研究を発表したみたいですね。血液一滴で色々難病が診断できる、ということですけど、本当だったらとんでもなく大きな成果だと思います。

前に「大智は愚の如し」や「大愚」。仏教の「愚」という言葉はだいたい字面の腰の低さと共に高次の智を表すと思うので、その代表としてこの言葉を取り上げたのですが、この言葉にはもう一つ大きな意味があって、本当に頭の良い人は一見愚か者に見える、という意味が込められていると思います。

武術的にいえば脱力している、ということになるのですが、そういうことが本当の知性にとって欠くべかざるものである、ということをこういう文化として伝承してきたのだと思います。

井筒俊彦さんは東洋の哲人を「深層意識でものをみる人」と定義しましたが、そういう態度がおっとりした愚か者に見せるところがあるのかもしれません。

脳科学的には、羽生善治さんは他の棋士と違って、詰め将棋を考えている時に脳幹が働いていることがわかったそうですが、そういう脳のベーシックな所をより使っている人のことなのかもしれません。

そういう視点でみると、ノーベル田中さんは一見おっとりしているように見える所がとても良いと思います。そういう頭の良さを日本で最も持っている人の一人なのではないでしょうか。

愚かさといえば、日本は新興企業にどうかと思わせるようなものが多いですけど、折角若いのですから、もっと高い理想性を求めたい所です。
この前ニコ生を観ていたらいきなり視聴できなくなったんですけど、ああいう風に定員で括るのはどうかと思います。

計画停電の時もみなさんニコニコの低画質モードのようなものだと理解していましたけど、混雑中のためとかそういう表向きの理由を出して本音は違う。そしてお金を搾り取ろうというのは格好悪いと思います。
もう少し簡便なシステムにして、世界の誰でも利用しやすい感じで世の中に広めていくのが本筋ではないかと思います。

しかし料理といえば、今週の八嶋さんの料理番組は素晴らしかったですね!
全てみている視聴者としていわせていただくんですが、ゲストの人は蛇足だと思うんですよね。
恐縮ですけど、コメントも表現力に溢れていて、料理の腕は抜群で素晴らしいと思います!更なる可能性を感じさせて、自然と笑顔になるのを抑え切れませんでした。本当に胸襟が清まるようで素晴らしいです。

ゴミ問題の時は、固めの上着が美しさの極みでした。問題を先送りしてきたのが悪かった、というのは原発問題にも繋がる教訓と受け止めました。

原子炉建屋は吉田所長の鬼気迫る感じが、変わっていない事を感じさせてくれました。
政策主張に吉田所長の言葉を使うようで恐縮ですが、首都圏が駄目になる事を何度も覚悟されたそうで、今現在とりあえずも東京に住める事が僥倖である事をかみ締めなくてはならないと思います。そしてその上で、脱原発・原発輸出やTPPなどを議論していくべきなのではないでしょうか。
松井さんはこれからも、タモリ倶楽部に出るんですかね。。

りのさんは風邪は大変でした。水曜日に近く無くてよかったとも思います。
整体では疲れなり身体の不調が一定を超えると風邪を引く、というような考えがあって、それを機会に悪い所を直してしまおうと考えているみたいです。
どこまで正しいかはわかりませんが、風邪をきっかけに疲労なり悪い所を治してしまおう、という発想は重要だと思いますので、リラックスしてお休みくださいね。

JJはロックスターですとか(`・ω・´) ドヤっ っていった感じで、りのさんらしかったと思います。

町で気づかれるのは、とても早くて流石です!
声をかけたのは女の子でしたけど、同性に受けるっていうのは、人として受けている、ということだと思うので、とても素晴らしいと思います。
手が洗えないという女の子のコメントを聞いて、僕も応援させていただける喜びを感じました。

よんぱらはやっぱり、構成の人にもっと盛り上がるゲームを考えて欲しいです。正直大島さんの可愛らしさとか、個々の持ち味以上に売りが無いと思います。

リンカーンではリアクションを取る時に、まわりが地面に横になる形で吹っ飛んでいるのを見て反射的にしゃがみこんだ所(多分)が空気を読めていたと思います。(読まなくても良いとは思いますけど、、、)

卓球は大変でしたけど、良くみると左手がグーになっています。やっぱり上半身に力み癖があって、典型的な手打ちになってしまっていて、それでプレー的には良くなかった部分もあったと思います。
そして、それがたまにいわれるような猫背につながっていたりしていると思います。
あんまり気にしても仕方が無いですけど、適当にこまめに手首でも振って、リラックスしてくださいね。
上手く返して、あじあんさんをぎゃふんといわせてくださいね!

もし、りのさんがこの番組に定着できれば、殺伐としたこの番組の格が三つぐらい上がると思いますので、精進してくださいね。

リンカーンはおそらくAKBがテレビで大きく露出した最初の番組で、ここからブームが始まったと思います。僕はひたすら大島さんを探したんですけど、みつけられませんでした(^_^;)
りのさんはぜひ、面白いタレントさんになって、恩返ししてくださいね。

「赤像式オイノコエ(水差し)」は黒人奴隷が描かれています。
この展覧会では最初のビデオ映像をはじめ、ギリシャが民主政発祥の地である、ということが高らかに述べられているのですが、奴隷に触れられる所はほとんど無く、アメリカをはじめ世界を巡回するというのですが、このままでは心もとない位です(笑)

もちろん民主政は重要な概念ですけど、我々が西洋というものをみて、そこから良い影響を受けようとしていく時に、理念と実際とを分けることが重要だと思います。

自由も平等も極めて大切ですけど、アメリカでも女性の参政権が成立したのは結構最近で、キング牧師が活躍されたのはつい最近です。

教科書に出てくるような人権を確立した思想家の中には奴隷貿易の利益を得ていた人もいるみたいですし、黒人は例外だと明言していた人もいたそうです。

こういうことを学校で人権の授業とセットで教えることで、より人権思想の成り立ちについて本質的な理解が得られるだろうと思うのですが、どうでしょうか。

日本でここら辺をよく指摘したのが横井小楠で、その制度を「曉舜の世」と讃えながらも、当時の西洋列強の侵略を目にして、西洋には「心徳の学」が無い、とその欠点を指摘しています。
ここに小楠の東洋思想を大切にするべきだ、という考えが生まれるのですが、前述のようなことを踏まえていないと、この考えは理解できず、その真価がわからないのではないでしょうか。

制度を洗練させてゆきながら、自国の文化を高めていくのが、21世紀の日本の進むべき正しい方向だと思います。

ちなみに小楠をよく評価していたのが勝海舟で、司馬遼太郎さんはよく海舟の話を引く人で、小楠についても高く評価していました。しかしいつも引くのは西洋の制度を「曉舜の世」と讃えた部分ばかりで、東洋思想を重視していたということに触れることは無かったと思います。
実は私自身、小楠を司馬遼太郎さんを介してしか知らず、東洋思想を重視していた人だと知ったのは、実は数年前くらいです(^_^;)

調べてみてその格調の高さと、未来に生きる思想に驚きました。

司馬遼太郎さんは基本的に資料批判はしないし、恣意的な引用も日常茶飯事で、思い込みによる間違いも少なくない上に、あとで訂正するということもなく、訳のわからない珍説も多いので、読む人はよく気を付けた方が良いと思います(^_^;)

そしてその恣意的な間違いを追って行った時に、一つの線が浮かび上がるのではないかと思います。

分割いたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました