戸栗美術館 祝福のうつわ展―伊万里・鍋島名品撰― その2

#その他芸術、アート

「色絵 七宝菊文 稜花皿」は浮世絵でいうキメ出しのような、でこぼこした部分が細かな芸で、調和させていました。

細かい芸といえば、深夜のはなんとなく早送りして聞いていないんですけど、大島さんが、お父さんやったよ!といったのがかわいらしかったと思います!

サントリー美術館の至宝「放屁合戦絵巻」(室町時代)をはじめ、弥次さん喜多さんに至るまで、放屁は日本のギャグの王道で、優れた禅僧が問答の中でここぞとばかりに放つのも屁です。

是非日本の伝統を継いで、磨きをかけていただきたいと思います(どうやって

ちなみにウィキペディアによると、秋山真之には放屁癖があったそうなんですが「坂の上の雲」では削られている模様。

これは秋山真之を江戸期以前の日本の伝統を受け継いだ人物としてではなく、近代の偉人として描こうとする意思が働いているからではないかと思います。

ただ、スペシャル大河ではちゃんと描かれていたみたいですね。

「坂の上の雲」についてですが、大河ドラマのほうは最初の一、二話を見たんですが、恐らく「上昇明治路線」であるのを確認して、みるのをやめました。

あと実際の秋山真之は漢籍や歌学の教育をみっちり受けたそうなんですが、そういうものが飛ばされていたと思います。
「坂の上の雲」を離れて、実際の日露戦争を描き出すべき時代なのではないかと思います。

氏の小説は、坂本龍馬にしても、秋山真之にしても、高田屋嘉兵衛にしても大した人だったと思うんですけど、みんななんで優れているか、という理由の所が恣意的でほとんど間違っていると思います。「江戸時代」という時代そのものについても同じだと思います。

だから幕末の志士に自分を見立てたりする風潮を冷ややかに見たりしますけど、幕末の志士自体は優秀な人が多いですから、そこから学ぼうということは決して悪いことではないと思うんです。
しかし司馬遼太郎さんがなぜに優秀なのか、ということをしっかり書けなかった為に、みんな参考にすることが出来ないままに「ごっこ」で終わってしまっている。これが問題だと思うんです。

上に書いたことはその一つの例ですね。

だから織田信長に憧れるなら禅をやってみるとか、高杉晋作が好きなら柳生新陰流を習ってみるとか、秋山真之が好きなら歌学に精を出してみるとか、そういう自己鍛錬的な、文化的な方向に行けば、政治にしても経営にしても高雅なものになるのではないでしょうか。

正しくやれば決断もぶれなくなるだろうし、肚を括って責任を取ることもできる様になると思います。風雅の心を得たりして、いざという時に余裕を持てるようになるかもしれません。最近脳科学の最前線では、感情が創造性に重要な役割を果たしているのではないかという研究が進んでいるともいいます。

ただやはり注意が必要で「山水を好むは、定めて悪事ともいふべからず。定めて善事とも申しがたし。山水には得失なし。得失は人の心にあり。」(夢中問答集 164ページ)という部分を吟味する必要があるでしょう。

著者の夢窓国師は好んで大自然の中で修行した人ですが、それでも大自然が人にとって良いものになるか悪いものになるかは接する人の心がけ次第であると―――――。

諸々の文化もかくの如しで、本質を捉えた注意深い努力は必要でしょう。それは具体的にいうと、力まずに約束事・フォーマットに捕われないことでしょう。

文化が本質を見失ってしまった所に、司馬遼太郎さんの感覚が説得力を持ってしまったということがあったわけで、このことは、文化にたずさわる人間は忘れてはならないと思います。

司馬遼太郎さんは文化がよほど嫌いなようで、私は専門家じゃないので客観的なジャッジは出来ないのですが、乃木希典愚将説もそのひとつでしょう。観ていないのですが、噂によれば、スペシャル大河では少々是正されていたようですね。

そしてこういった「ごっこ」の果てに、現代の「維新」と名のつく諸々がある、ということがいえると思います。

戻って、小嶋さんの「雨」はアイドルの定番曲で、結構好きなんですけど、ちょっとしか聞いていませんけど、崩れても良いのでもっと感情を込めた方が面白かったかも。ただ、その部分だけを取り出せばそうなんですけど、やる気に溢れていないのも含めて小嶋さんのような気もするので、全体的にみると難しいかもしれません。
大塩平八郎の乱は覚えました。

オールスター感謝祭で今田さんに振られたときは、もっと面白いこと言えたらよかったですねー。
大島さんだったら、攻撃まがいのインパクトの強い言葉をいえるんですよね(賞賛)

それにしても司会者が交代したオールスター感謝祭はほんわかした雰囲気が流れていて、和歌さんもリラックスしていたような気がします。今まではその筋の納会みたいな感じだったんですねぇ。

100円ショップのは、かえるを持っていく大島さんや大島紬を羽織る大島さんがかわいらしかったです!

りのさんはいいとも続投おめでとうございます!
皆さんに可愛がられている雰囲気がとてもあって、それもりのさんの才能だと思います。
深夜っぽい雰囲気も大分抜けてきて、これからもお昼はお昼に馴染んじゃってくださいね!

お願いランキングは制服がとても似合っていたと思います!
砕けてて率直で笑顔もとてもよかったと思います。自然に廻りの人たちに振れていて、共演者も活きていてとてもよかったと思います!しかしきたろうさんはうさんくさいですねぇ~。

ミューズを観たんですけど、好きなように感想を書くので、非常に恐縮しています。
ご自身で取捨選択して、参考になると思ったら取り上げてくださいね。
直せば良くなるとも限らないので、個性を大事にして、楽しみつつ、それを邪魔しない範囲で参考にしてみてくださいね。

ミューズの第二話も上々だったと思います。
ただスタイルや顔が垢抜けていて、しみったれた感じにみえないのが欠点かも(^_^;)

例えばおしっこする所とか、出前を忘れてはっとする所とか、もっと演技にメリハリが合っても良いかな、とは思いました。

平野さんの演技も良いんですけど、演技前の最初のさなぎのポーズとか、平野さんならもっと綺麗に軸線を取った上で、木にへばりついた感じを出せるかも。

第三話は特に山場は無かったですかね。

第四話は、お金を出してもらえるという話に驚く所は、もう少し驚いても良いかも。

そういう役なのかもしれませんが、ここぞという時になると、早口になって声に抑揚がなくなってしまっていると思います。

それと驚きを表現する演技が上半身で止ってしまっていると思います。
あとやっぱり感情の転換が上手く表現できていないと思います。

例えば寝ていて起きる所は、今まで寝ていて起きたんだよ、という自分の内側で場面を上手く転換させる演技が欲しいと思います。

対談の回では、演技に欲が無いっていわれていましたけど、確かに簡素な演技ですよね(^_^;)

ほとんどみていないですけど家政婦のみたさんとか、新自由主義的なノモスの世界で感情を殺して生き延びる現代人の暗喩なんじゃないかと思うんですよね。
りのさんのAKBでの位置、芸風や欲の無さにも似たようなものを感じる時があります。

そういう意味ではりのさんはAKB的な秩序のパロディ的な存在だと思うんですよね。

というわけで、力を抜いて全力を尽くしてくださいね。

第五話は倒れてから起き上がる所とか、一度気を失って起きたんだよ、っていうような転換がもうちょっと欲しいと思います。うららさんを突き飛ばすところも、もっと一瞬にして激しくなっても良い感じで、やっぱり良くも悪くも欲の無い演技だと思います。

ミューズの第6話は寝顔が鄙びていてかわいらしかったと思います!

憧れのうらら様、といったときの憧れの気持ちがやっぱりちょっと薄い気がします。あんまり主張した演技をしないほうが観た人が入りやすいこともありますので、良いか悪いかは別ですけど。

周りが騒いで、主人公は主張しないで真空。という感じの作品なのかもしれませんね。

第7話はおふね降臨シーンで、りのさんの変顔の才能と度胸が発揮されていたと思います!
狂気さえ感じさせる演技力で、禅問答でこれをやったら、きっと師匠は印可を与えてくれると思います。

第8話は二週間ぐらい銭湯にいっていない、という前の目の演技が素晴らしかったと思います!しかし、次の母親が倒れこんで驚く時の演技は、やっぱり日常から非常時への転換が、強調されてはいないと思います。

草は生えていない、と見得を切るところも良かったと思います。一番最後のコマの表情もやり遂げた充実感がうっすら漲っていて、とても上手かったと思います!

第9話は映画に出る事を決意した所とか、もっとドラスティックでもいいですけど、全体的にこんな感じだとも思います。なにかいうとすればりのさんらしい遊びが、もっとあっても良いと思います。

第10話の最初の倒れるのは、もうちょっと、元気にやっていたのがいきなり倒れたんだよ、という感じがあっても良かったかも。
悪魔の演技は、この世のものとは思えなくて、かなり怖くて素晴らしかったと思います!!奇麗事ではない不気味さが出ていたと思います。

でも直後の、嫌です、は嫌だという感情があんまり乗っていなくて少し弱かったかも。
先生役の人が否定を被せに来るシーンが多いですけど、良くも悪くも情念が拮抗していないので、少し被せ甲斐が無いかも。

最後に悪魔が乗り移った所も、目も怖くて、タモリさんの夏の番組を超えていたと思います!

3月28日のいいともはみぃちゃんのそっくりさんがなかなか似ていたと思います!それにしてもみぃちゃんはいつも美人さんですけど、そっくりさんが持っていたボードの写真は知的な感じに良く撮れていますねぇ。

みぃちゃんは、マガジンの写真も、横山さん系の莞爾としたきれいな笑顔だったと思います!
MJで大島さんとかに抱きついていたのも、百合っぽかったと思います!!

分割いたします。

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