東京国立博物館 平常展

#その他芸術、アート

行って参りました。

曹源寺の「十二神将立像」が、凄すぎる彫刻大国の片鱗をうかがわせる作品で、周辺に身体が張り付きます。
ちゃんと伝世して見事にこれだけ揃っているのも嬉しいです。
一人一人が違う表情で、凄まじい気迫を発していますが、控え目な「辰」とか良かったとおもいます。

定朝様の「如来頭部」も、普段は巨大仏の頭に付いているサイズで、間近で観た表情の深みを感じさせられました。

「十一面菩薩立像」は仏教というのものを非常に踏まえて作られえているような作品で、何か変な形のように思う人もいらっしゃるでしょうけど、法を伝えようとしたら自然にこの形になってしまったのでしょう。
しかし、腕が膝の近くまであるのですが、たしか劉備の逸話は仏像のこの形を踏まえているという話を聞いたことがあったような。

左手で差し出された花瓶が麗しく、市川さんが差し出したみえないお花が浮かびます。ああ、この教えはそういう意味だったのか、と気づかされます。

5月20日のANNは金環日食前日で、眼鏡を外した時の少ししょぼしょぼした感じが、実感がありました。
金環日食をみると、漏れ出る光からかぐや姫を連想したりするのですが、この日の純白の衣装も光を放つようで、同じ様な感じが致しました!
みんなの理想の音楽教師、といいますか、そういう清楚さが際立っていたと思います。

雑学家族をみて、納豆を混ぜる回数が少し増しました(^_^;)

5月26日のANNは海を思わせる青一色に、シースルーが瀟洒だったと思います。
スカイツリーの時の読み上げも、凄くわくわく感が出ていたと思います!
俺に知らない所でやったことだ、のせりふも、端正で格好よかったと思います。

5月27日のANNは横縞のスカートが、下のほうで開く花火のようだったと思います!純白の上半身とあわせて、天女が花火大会をみに来ているようです。
スポーツの読み上げも、楽しさや、先の展開を予感させるどきどき感があって、聴いていてとても楽しいと思います。

変った仏像は「菩薩立像」で、余りにも前傾した意欲作。踵の下に楔が打ってあって、その分前傾しているみたいです。振り向くような形も特徴的。
あんまり大ぴらにやるとあれですので、気分だけですが、浮世絵や仏像はとりあえず(体幹だけでも)ポーズを真似してみる、というのが私流の鑑賞のツボで、この角度になると前方に崩れ落ちるより他なく、その崩れる一瞬に体幹をくっと捻ると同じポーズになります。
一瞬しか出来ないポーズで、その刹那の浮遊感に精神性を感じさせる仏像です。

面白い動きといえば、yjは大島さんが動きがいいって言われたそうですけど、やっぱりしゃがんでいる写真とか、バランスが良いと思います!表情も往年の山口百恵さんをかわいらしくした感じ、といいますか、真摯な感じが出ていると思います。

柏木さんは典雅な感じがあって、なおかつ親しみやすい感じなのが良いと思います。ふんわりしていますよね。

北原さんのフライデーも、爽やかで、観ているほうの妄想も刺激するような感じで、良かったと思います!

テレビ雑誌の大島さんは、現場での貪欲さを感じさせて、写真も凄くかわいらしく撮れていたとおもいます!
ゲロゲロ8?♪の写真も天真爛漫でとてもかわいらしいと思います。

スピリッツは、元気で少し空回り気味の北原さんと、おっとりめの横山さんのバランスがとても良かったと思います!体つきも、シャープなんですけど、腰のあたりとかやや力が入り気味の北原さんと、柔らかいんですけど、シェイプされていても、どことなく悪い意味でのゆとりも感じさせる横山さんのバランスが絶妙だったと思います。

売れない演出家と結婚している北原さんは、想像するだけで和みました(^_^;)

横山さんのDEEP-Aは、全体としてみればらしい、良い意味での不器用さがあって、かわいらしかったですけど、もっと良くなるかも。さらにファンの妄想に寄り添えると思います。でも、専門職?の西堀さんより上手かったと思います!西堀さんは立った瞬間にもう逃げていたと思います(^_^;)

みぃちゃんの自動車部は笑顔が多くて、とてもかわいらしかったと思います!食べる時とか、口を押さえる仕草が品が良くて、食べ方もとても綺麗だったと思います。
髪型とか服装も、みぃちゃんはこういう清潔感がある、かわいらしい感じがとても似合うと思います。

最後のコメントも、難しい所もありましたけど、良い感じで、とてもよかったと思います!車を深くえぐっていたと思います。

自然に笑っているみぃちゃんは、喉が乾くように、みたくなります!

スープカレーの第6話はけだるい感じが良く出ていて、りのさんのこども警察と同じ位上手かったと思います!笑顔に切り替わるのも、やっぱり同じ位上手かったと思います。

第7話はスパイスの効いた質問も良い感じでしていましたし、最後のさよなら~の笑顔が凄くかわいらしかったと思います!

秋元さんがりのさんに、お前のはお情け票だ、といったらしいんですけど、このことばを聞くと頭の中に色々なことが浮かびます。

りのさんの声について前に色々いいましたけど、凄く簡単に率直に言うと、普段の声が普通の人の助けを呼ぶ声に近いんですよね。では何にそんなに怯えているかというと、秋元さんが作ったAKBの仕組みなんですね。

秋元さんはこういう仕組みを作ればその枠組みの中で人気を勝ち得たアイドルがどんどん出てくると思ったのでしょうけど、実際はその仕組みをメタ的に見た上で、その大変さを訴える形で、人気を得るような人が出てきたわけなんですよね。

「市場と社会の変化によってセーフティネットが機能不全に陥ったことにある。(中略)この安全ネットが、人々(この場合、綱渡り芸人)に共通のリスクを防ぐ装置に当たる。この安全ネットがないと、綱渡り芸人は思い切ったアクロバットができないように、人々のリスクをシェアする(分かち合う)協力の領域がないと、市場競争の領域も働かないのである。」(新・反グローバリズム――金融資本主義を超えて (岩波現代文庫)金子 勝 (著) 123,4ページ)とありますけど、今の日本人というのはある意味、網の無いところで演技をする綱渡り芸人のような境遇に置かれているわけで、それでりのさんの怯えが共感を呼ぶわけです。

普通ならそれだけではヒットしないんですけど、その在り方が社会の状況と非常に上手く噛み合っているんですよね。

しかし、やはり人気も増してくるだろうし、これで未来永劫やっていくのは難しいと思うんですよね。

ただりのさんは前から言っていますように才能自体もとてもありますし、職人的な技術も高いです。最近は特に成長されていて、良い方向性にいっているのを感じるので、このまま突っ走っていっちゃってくださいね!

みゆーずの16話は、最初の所うららさまの怪我を心配している所がやはり、気持ちが薄いと思います。先輩と暮らしたい、というところも同じかも。
最後の呪いが移った所は思い切っていたと思います。

サタデーバリューもさらっとみましたけど、全編とても綺麗にとられていたと思います!

ただ、ワイングラスを割ろうとする時の声はやっぱり寸詰まってしまっているんですよね。
はぁ、っと突っ込まれていましたけど、変に力むとやる気が無いと取られてしまうことがあって、りのさんのもしばしばそういうことがあるのが、とてももったいない所だと思います。
ディズニーの企画でも極楽とんぼさんに、散々やる気があるのかと突っ込まれていましたよね。

以前よりかなり良いとは思うんですけど、のびやかな声や動きを心がけて、スタッフや共演者の方々、視聴者を納得させてくださいね!ワイングラスを割ってみてくださいね。

元ヤンキーを見破るのは外れて残念でした。でもこういうコーナーで一番最初に置かれるのは、りのさんが最初に勢いをつけるようなものを持っているからだと思います!

柏木さんは穏当に当てていましたよね。風邪にはお気をつけください。あまり無理をしないでくださいね。

5月28日のいいともは、水兵さんみたいな格好が、お洒落だったと思います。まゆゆの真似をする渡辺なおみさんをみて「北野天神縁起絵巻」の火を噴くお化けを連想したのは、ここだけの秘密です。
中井君の番組でいろいろ相談していましたけど、りのさんはかなり顔のつくりで得をしているほうだと思います!アイドルでそもそも特別なものを持っている人は極めて少ないですし、特技的ななにか、を持っていれば売れるというわけではありません。

SMAPはばくてんができないので有名ですけど(草薙君はできるらしい)、他のグループのように楽器も弾けなければ、ローラースケートに乗れるわけでもありません。でも、だからこそ、慢心せずに細かいところで努力を積み重ねてきたから、他のグループより売れているのだと思います。

りのさんには度胸がありますし華もあるので、SMAPみたいに細かい努力を積み重ねられれば、むしろ何も持っていないという自覚はとてもプラスになると思います。どうぞ自然体で、勢いに乗ってご活躍下さい。

ただ、そう思っている人がいるとは~、というのはファンに失礼だと思います。

トイレクイックルのCMもまたみかけましたけど、黄色い服が清潔感があって、少し色っぽい感じでとてもよかったと思います!やっぱり普通に動いていてもなんとなく違和感を感じるのがりのさんの良いところで、そういう面も含めて、とても高品質なCMになっていると思います

他にもさらっとみましたが、平常展改革はリニューアル直後に地震が起きた為に中途半端になっている印象。こういったものを生み出さざるを得なかった社会的背景ですとか、作品間の関係性。学問的見地を踏まえたストーリーや、学芸員が受ける感動、といったものをもっと大きく盛り込んでもらいたいなと思いました。

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