戸栗美術館 古九谷名品展~躍動する色絵磁器~ その2

#その他芸術、アート

11月27日のモーニングバードでは電気料金値上げを伝えていて、あいも変わらず火力発電を使っているので値上がりするという伝え方で、これは原発の維持費などが嵩んでいるのであって、過去の報道まで遡って誤報を訂正しなければなりません。こういった論点を知らないはずが無いので、知っていてわざと情報を歪ませているのでしょう。
解体・資産の売却には当然のように触れません。

ただコメンテーターはやはりいくらか救いで、青木さんは資産売却の話しをしましたし、舘野晴彦さんが計画停電は本当に必要だったのか、といっていたのも大いに議論・追及するべきところで、こういったフォローがあるから他番組よりは観られる状態になっているといって良いと思います。ただメインの映像がこういったもので、それを製作するスタッフの意識がこの状態では、あくまでおまけのフォローに留まっているといえます。

火力発電で費用が嵩んでいるという現実もある、と小松さんは最後を締めていましたけど、火力が主力の沖縄電力は黒字であり、そのような現実はありません。
コメンテーターはそれなりなのですが、社員の意識が低いということでしょう。組織防衛の方向に傾いているのだと思います。

小松さんがところどころに挟むコメントを聞いていると何かしら会社から報道を誘導するべき方向の指示が出ていて、それに沿うようにコメントしているのではないかと感じます。そしてその後ろにいるのは、広告主・電通・官僚といったところでしょう。

小松さんですとか、ご自身が原子力ムラになっている自覚はないと思うんですけど、勇気を持って真実を見極めて発信しないとみんなもれなく原子力ムラになってしまう状況であるから、これだけ盛行しているのであって、そういったものを持って抜け出してもらいたいと思います。

嘉田さんの新党が立ち上がりましたけど、テレビではやはりニュース9を筆頭に、今まで散々映してきた維新諸々がたくさん映っていて、新党かなり映っている時間が少なかったと思います。しかも全局一貫してそうであるというのがとても不気味だと思います。

前にテレビの顔・音声認識をしてチャンネルが切り替わるテレビの話をしましたけど、こういう時に顔や音声で識別して集計報道時間を調べられるものがあると、良くわかると思うんですよね。
あとは、レコーダーで顔認識と音声認識で特定の人の出番を切り抜いてくれるものがあったら物凄く売れると思います。これらはかなりの商品になりうると思うのですが、CMですらカット出来ない現状では夢物語でしょうか。

結党の記者会見では最初の質問者が小沢がらみの政局について聞いていましたけど、いの一番いそれしか興味が無いのか、といいますかそれだけに集中して裁判の反省もせずに足を引っ張るつもりなのでしょう。
震災後のはじめての選挙であって、未だに苦労している人が多い中で、そういったことには興味が無いのでしょうか。

テレ朝の山口さんが他党との連携を尋ねていましたけど、これ以外も維新も含めた政局ばかりで、せっかく名前が日本未来の党なのに、日本の未来に興味を持っている記者はいないのかと思います。

稲盛会長は後援に名を連ねましたけど、やはり名声だけのものがある人だとおもいます。経済界で突出していて、ソフトバンクその他にも続いて欲しい所。

それに引き換え、例えば佐高信は寺島・岸井といったところと仲良いばかりで、こういった声明や活動にはまったく名を連ねません。今週の週刊金曜日の記事も実に当たり障りのないものです。本当に辛口では無く口汚い、という一言だと思います。

彼の西洋かぶれで日本人の文化を揶揄するような社会観は戦後に大きく共有されていたと思いますが、一時代の幻影であって、徒花だったと思います。

かなり昔に、この人の評論を読んで、評論は人を切ることではなくて自分を切ることだけれど、この人は自分を切れていないなと思ったのを覚えています。
そのことが、悪い意味で器用な立ち回り・あたり触りのなさ、とそれをごまかす口汚さに繋がっているんですよね。

お経に「金剛般若経」という重要な経典があるんですが、この金剛というのはダイヤモンドのことです。ダイヤモンドと仏教にどのような関係があるのか、というとダイヤモンドの性質を手がかりに仏教を説いたもので、その最後には「切断するものとしての金剛石、聖なる、尊むべき、智慧の完成、終る。」(中村元 紀野一義 訳註127ページ)と書かれています。
平たく言って、ここでは金剛石の切れ味で煩悩を切断してしまえ、という事をいっているわけです。

たとえば経済界ではスティーブ・ジョブズは製品の余計な機能を削るのが抜群に上手かったといわれています。開発者としては搭載したいのだけれども、実際に搭載すると煩雑になって売り上げが鈍るかもしれない、という機能はまさに煩悩であって、ジョブズはそれを切断してしまうのが抜群に上手かったんだと思うんですよね。そしてそれは彼の禅への関心と密接な関連があって、その中で育まれた可能性が高いと思います。

他にも彼は人を簡単に解雇することでも有名でしたが、その反動は自分に来るわけで、会社へのメリットが勝ると判断すれば、そういったデメリットを煩悩として斬り捨てるのも抜群に上手かったのだと思います。

佐高信という人は、こういった自分に降りかかるデメリットを煩悩として切断して、いうべきことややるべき事をやるということができていない人だと思います。私としては仏教を主体的に学んでこういったものを身に付けてもらって、評論家として飛躍してもらいたいなと思います。

11月27日の報ステの三浦コメンテーターは脱原発以外の政策はこれから決めていくのだろう、と言っていましたけど、反TPP反消費税ですでに固まっており、嘉田さん飯田さんと揃っているのをみれば、方針として政治主導や地方分権もすでに決まっていて、むしろどこの党がここより明確な政策を打ち出しているのか疑問に思います。

しかしこの日の農業特集は情熱に満ち溢れていましたね。こんな精悍な顔つきの人は滅多にいるものではありません。ぜひ成功して欲しいし、政府はこういった人達こそ後押しするべきで、真の復興予算の使いどころであるといえます。
しかし「イグナル」って何かと思ったんですけど、東京弁の発声で発音してもまったく違う言葉だと思います(^_^;)

11月27日のニュース9の最後に大越キャスターは、脱原発に焦点を絞ったのはまさに小沢一郎流、といっていましたけど、新党に小沢の色をつけて、政局的な意図だとするものでしょう。

脱原発をどうしても嫌っているのがとても感じられますが、旅行を振り返ることもせず東電から大量の事業債を買い入れてもらっている放送局としては買収された結果のコメントであると考えるのが一番自然で妥当でしょう。

裁判結果を振り返ることもなく、偏向報道も大概にして欲しいと思います。

11月27日のNEWSゼロなどでも、小沢のイメージをつけるのに躍起な印象を受けます。いつもながらの一斉の横並びは不思議といいますか、奥から漂ってくる腐臭を感じさせずに入られません。

11月27日のNES23では細野を出していましたけど、なぜこのタイミングで細野を生でだすのか、というとやはり脱原発を避けるためであろうと、旅行や広告費から導くのが妥当だと思います。

テレビ局には政党助成金が政党に流れてそれが広告費としてテレビ局に流れているという問題も扱って欲しいと思います。

11月28日のモーニングバードでは米軍の禁酒令の後町が困っているという特集をやっていましたが、そもそもこういった時に外出禁止令や禁酒令は筋違いであって、町を壊滅させて、反対の声が出ないように絞り上げるのが目的でしょう。

そのような視点から日米地位協定の改正を望むのがメディアのなすべき報道であって、アメリカは飲食店の減った収入分の補償を出すのが筋ですし、政治家も要求するべきで、メディアもそういったことを要求するべきだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました