根津美術館 特別展「ZESHIN ―柴田是真の漆工・漆絵・絵画―」その3

#その他芸術、アート

12月10日の大竹さんのラジオでは東電の6社、7社と挟む下請け構造の話をしていましたけど、非常に責任逃れの温床になっており、国は本来、特別立法をしてでもやめさせるべきだと思います。

キャサリン妃の事件で自殺者が出ましたけど、本当に酷い階級社会であることが感じられて嫌になります。名家は○○○の子孫と言い方もありますけど、それはともかくとして、そこら辺に歩いている人との違いがあるとは思わないんですよね。

日本でもイギリスなどの綺麗なところばかりみようという面がありますよね。そして悪い部分を表面的な意識に浮かび上がらせることなく、無意識に取り入れてしまっているところがあると思うのです。

EUのノーベル平和賞受賞に反対するデモがあったそうですけど、松明を燃やしているんですよね。日本だと恐らくご法度で、安保の頃からそういう持ち物の縛りが厳しくなってきたといいますが、最近の都が公園の使用を認めなかったことなど、行き着くところに行き着いている感じがあります。

「ノーベル平和賞EU受賞に反対の大規模デモ オスロ」(http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221210008.html)と報じられていますけど1000人は大規模ということで、500人いれば中規模くらいになると思うので、国内でも漏らさず報じてもらいたいですし、今からでも報じなかった理由を表明するべきだと思います。

EUは武器輸出しているのに何事だ、というのが主な訴えのようですけど、まさに正論で、フランスの核実験にはじまり、ギリシャ危機でも迷惑をかけてしっかりした手を打ちませんし、何百年も他地域から搾取して蓄積された富で繁栄を謳歌して何が平和賞なのだろうと思います。

インドのカースト制はイギリスですけど、アフリカの部族による紛争もEU諸国に責任があり、しかもそこに武器を輸出しているのではないでしょうか。

プロジェクトXの地図作りの回を観ましたけど、アフリカの国が独立して宗主国のフランスが撤退する際に、地図など国の基本データを持ち去ってしまった、というのが話の起こりで、あれだけ散々貪って最後はそれなのか、と思うと酷い心根だと思います。

上でイギリスの階級社会の話を書きましたけど、フランスにも生まれた地域で将来が決まってしまうというようなことが強いといいますが、植民地からの人口流入に対する自衛的な面も強いでしょう。そういう風に国内の人権状況も良好だとは思いません。

内輪的には平和を保ったのかもしれませんが、対外的には散々で、重要ですが、心根も改善しているとは思いません。
確かにちりじりになって不和が起きたら何が起こるかわからない、というのはわかるのですが、受賞した側共々ローマ(これも奴隷を使役した国家でしたけど)と重ね合わせるような自己完結的な妄想の中にいるのではないかと思ってしまいます。

EUを代表して受賞したファンロンパイ氏は俳句を詠んだそうですけど、やっぱりこれは古人が努力を積み重ねて、芭蕉を筆頭に天才が何人も参加して、禅を中心とした思想や、風土の中ではぐくまれた美意識が連綿と磨かれてきて、ようやく完成した宝物なんですよね。
世界的にも非常に高い文化と言え、逆輸入的に確認するというのはやや恥ずかしい面もありますが、認識を正しく持ち直す機会になるのではないでしょうか。

子規が伝統を無理矢理否定して棄ててしまったために、それ以降、そういったものまで打ち棄てられてしまったのだと思います。

12月10日のNHKの午後7時15分のニュースでは野田首相と安倍党首のどちらの方が次の首相にふさわしいか聞きました。とやっていましたが、政策は対立しておらず二者択一の比較に不適当であり、市民に聞くべき設問として不適切だと思います。どちらがなっても得をするのは東電の大量の事業債を買っているNHKだと思います。

12月10日のNHKの午後9時35分ごろのニュースでは、北海道の冬の7パーセント節電スタート、と北海道との中継まで組んで特集をやっており、あいも変わらず原発を再稼動させたい電力会社の片棒を担いでいます。みる気が無いのですぐに変えたのですが、再生エネや火力の増設をしなかった不作為は問われず、過去の恣意的な数字による節電要請やそれをそのまま報じた反省もなく、また電力会社の出した数字をそのまま報じたのだと思います。900億円を超える事業債や旅行が効いているということでしょう。

偏った文脈による事実に基づかない報道は原発推進派の後押しをするものであり、公職選挙法に引っかかってもおかしくない、もしくは、かからないようにかいくぐっての最大の後押しといえるでしょう。
これでそういった所が政権を取ったら、右傾化がどうとかぼやいてみせるのでしょう。方向性が決まったあとで、我関せずと原発政策についてぼやいてみせるのかもしれません。

敦賀原発の活断層が確定した日に良く朗らかにこのようなことができるなっといった内容で、泊の下にも活断層があるのではないかと疑われている状態なのです。

一方の報ステはトップニュースでその特集で、4000人の雇用が失われるともいっていましたが、幸福度日本一の県の実相と、それを報道しなかった(できなかった)メディアの表面的なありかたは振り返られるべきです。

三浦コメンテーターは、これだけ早く活断層だと判断されたのだから、専門家がみればすぐにわかるようなものだったはず、なぜ放置されてきたのか、とまずいって、そこが一番大事です。更にそこで、責任者を出すべきでそうでなければメディアが追及するべきだ、というのが当然ですが、活断層の定義が変ったりテクニカルな問題もあった、などと一転して推進側に気を使う始末。一見すればわかるものであった、そのような問題は存在しません。この部分は明らかな誤報です。40年前になぜ見過ごされたのか、という疑問符の付き方であって、全国波で何千万人単位が目にするものとして、森口iSPより国の行く末を左右するコメントとして重要で、重く受け止めて訂正してもらいたいと思います。

雇用が失われると、地元の損失も莫大でしょう。と活断層が発見されてなお、過去の責任を振り返りもせず推進側にてこ入れするのか、と思えば、原発のリスクを考えなおさなけばいけない。と最後は微妙に引き戻ったトーン。

千鳥足の解説で、ご自身の分析と信念に基づく解説というものが存在しないのではないでしょうか。

他には関西大学の教授が技術の進歩で活断層を見つけることが可能になった、といっているようですが、学生でもわかるといわれており、おかしいと思います。

日本原電が破綻してしまう、ということで抗議しているようですが、こんな所に建てた責任は大きく、しっかり破たん処理して清算してしまうのが本筋です。東電の時と同じ構図ですが、報ステには同じ過ちを繰り返さないで、しっかり破たん処理を提言してもらいたいと思います。
12月13日の朝にアーサーさんがいうには日本原電は小さいから潰しても大丈夫だと思っているのではないかということですので、比較的に報道もしやすいのではないでしょうか。

山中教授のノーベル賞の授賞式で盛り上がっていますけど、メディアが付きっきりだったり、叫んで特に意味もない質問をしたりしていて、本人に負担をかけたり周囲に迷惑をかけていないのかと心配です。メルトダウン隠しの時も停電脅しの時も電力系の責任者は追いかけなかったのですけどね。

山中教授もやはり妻が医師で、これは副業を持っているのに近いと思うんですよね。そういう環境だったから打ちこめたのかも知れず、研究者の待遇改善に対する執念はかなりお持ちですけど、やはりそういうのが必要であると痛感されているのではないかと思います。

日本が貰った、というよう言葉もありましたけど、実際に支えられて繋がりの中で取られてきたという実感から出た言葉なのでしょうし、オバマのノーベル平和賞じゃないですけど、今後のオールジャパン体制の構築を期したものでしょう。是非教授の創造を上回る位の支援体制を引いてもらいたいものです。

しかし本当に真面目で面白い人ですよね。

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