江戸東京博物館 開館20周年記念特別展 「尾張徳川家の至宝」 その2

#その他芸術、アート

2月21日のNHKのニュース9では、魚の放射能汚染についてやっていて、早く漁をしたいという漁師の方の声を拾って〆ていましたが、原発からまだ放射能が漏れている、大量に漏れる可能性がある中で、ここは焦るべきではありません。まずはこのことについていいませんよね。

東電・政府が十五分の保障をして、漁師の方が漁に出たくないと思うくらいまでに充実させるべきであって(それでも漁をしたいのというのは漁師の佳き本能なのですが)、それをやらないのは拝金主義です。そしてそのことを報道しないのは政府と一体化しているからであり、NHKが旅行や事業債などで拝金主義に陥っているからだと思います。そしてそれを恥ずかしいと思わないのが一番まずいことだと思うのです。

2月21日のテレ朝の午後6時7分頃のスーパーJチャンネルではTPPに参加するというニュースを伝えていましたが、農業関連からの抵抗が予想されるということだけを伝えます。本当に深刻なのは医療などそれ以外であって、憂慮する声が強いのに伝えません。

恐らく伝え方まで、官僚・電通のコントロールが利いているのでしょうけど、都市民に関係のない農業の話に誘導して、郵政の時にあたかも自分たちに関係が無いので熱狂できたように、蚊帳の外の話であると思い込ませようとしているのではないでしょうか。

2月24日の天声人語も米を前面に押し出した文章を書いていましたけど、それが主な争点であるとするのはよほど情報を集めていないか、モラルの問題であるかどちらかだと思います。

最近は本当に臆面も無く米の論点だけでテレビがひたすら映像を流しているので、大本営発表を連呼されているような気分になります。

2月22日のモーニングバードではメインの映像はともかくとして、コメンテーターの飯田泰之さんの農業に絞って報道するのはまずいという注釈が流れましたけど、テレ朝の中だけで較べるなら朝と夜に較べて昼は夕方は数等落ちるなという感じです。それでもあるべき水準には遠く、報道のしかたがおかしかったり、するべき報道でなされていないものがたくさんありますが。

2月21日の午後9時35分頃のニュース9ではベルルスコーニが大型減税政策を打ち出して支持を集めていることをやっていましたが、ポピュリズムという以上の滅茶苦茶で、これを支持する神経を疑います。
イタリア市民の水準はとんでもないことになっているのではないでしょうか。そう思い返してみると、やっぱり良い芸術家もあんまり出てこないんですよね。

「エネ計画検討委、脱原発派を交代へ 経産省方針」(http://www.asahi.com/politics/update/0221/TKY201302200514.html?tr=pc
も重要なニュースですが、この日はテレビを余り見なかったにしても見かけず、連日のPM2.5の報道より僅少だったのではないでしょうか。本来ならこれこそ連日突き詰めなければならないニュースです。

2月23日の午後10時50分ごろのニュースキャスターでは生活保護の不正受給についてやっていましたが、不正受給以外の人が99パーセント以上を占めており、テレビではそういった当然の視点がほとんど放送されません。

国自体がこういった報道をてこに削る方向に動いており、官僚が生活保護費を削りたいので、各社を集めた会議で報道の方向性を通達しているのではないかと思うのですよね。

齋藤孝さんは勤労の義務について語っていましたが、他の人も含め、そういった当然されるべきフォローが無かったのは残念だったと思います。

2月22日には強制捜査をせずに証拠隠滅に手を貸したとして、700人が検察や東電の周りを囲んだそうですけど報道でみることはできず。これはテレビ局(テレ朝)基準だと大規模デモの範疇ですよね?

2月24日のラジオでは太田光と宮崎哲弥がラジオで対談していてトトロを説教臭いと批判。少女の首がスポッと切れるのとかそういうのが良いんだ、ということをひたすらいっていましたけど、退廃的でグロテスクなことばかり言っていて、中枢から社会までどこもかしこも腐ってばっかりです。許光俊とか、やっぱり同じ傾向の人達が友達になるんですよね。

作品で語るとトトロと較べて、この二人の方がよっぽど説教臭いと思います。

原発推進の太田光にしてみれば、宮崎駿さん的な思想は気に食わないのでしょう。こういう事をいっている人間に限ってしっかりいうべき事をいうことができず、原発タヴーなどに触れられないこの二人は震災以降すっかり影が薄くなってしまいましたよね。

朴槿恵大統領が父親である朴正煕大統領の時のような経済成長を実現する、といっているそうですけど、親のときには日本からの事実上の賠償である経済協力のお金が入ったからというが大きくこの面を無視するべきではないですし、日韓のメディアもそのような視点を備えて報道するべきだと思います。

韓国は例えば日本文化が入ってこないことをいいことに、映画の内容を丸まるコピーして自分たちの俳優で再現して新作のように発表するであるとか、お菓子を丸まるコピーして自社製品のように発売するとか、日本の技術者などから技術を模倣したり、盗み出したり、テコンドーの歴史にしても物凄いですし、最近の韓流アイドルグループの売り出しにしても、ああいうグループでやっていくのは日本の模倣だと思うんですよね。

一方で、日本語で歌を歌ってはいけないと大げさに規制していたり、アニメなどの鳥居にモザイクをかけるとか(鳥居は韓国を経て伝わってきた形式であるという説がありますが)、非常に表面的なことだけを言い立てて内実では違法といえる模倣をやりたい放題です。

表で言い立てていることと実質がまったく一致していません。

今回もしっかり歴史を踏まえて、日本からの経済協力によって大きく発展したという事実も正しく見詰める必要があるのではないでしょうか。

荒川強啓さんのラジオによると朴槿恵大統領について、韓国では女性であるということには力点は置いていない、ということで、女性大統領であるということは余り意識されていないとのこと。

日本の女性差別は儒教由来と思われることが多かったですが、この点ではさらに儒教が濃いはずの韓国の方が進んでいるといえるでしょう。日本でも儒教全盛だった江戸時代は世界的にみても女性の地位が高かったとされています。日本の女性差別は儒教由来というより明治以来の軍国主義の精神、家庭の形に求められるとしっかり認識する所から、正しい改革は始まると思います。

そして日本のそういった女性差別の根源には天皇制があると思います。男系男子というのは眉唾だと思いますし、たとえそうだとしても、英国のようにきちんと変えるべきだと思います。そして、モーニングは辞めて、京都に行ってもらうのが良いでしょう。とりあえず、古墳を掘ってみたり色々確かめてみたら良いのではないでしょうか。

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