太田記念美術館 「江戸の美男子-若衆・二枚目・伊達男」後期 その1

#その他芸術、アート

大竹まことさんのラジオは大竹さんが帰ってきて、オリバー・スト―ンさんの言葉を引用して、敗戦について考えていました。

阿川佐和子さんは、沖縄が防波堤になってくれた、ということを忘れている、といっていましたけど、一部の人間が盾にしただけであって、防波堤になってくれた、というのではなく、無駄死にさせてしまったという悔恨であるべきです。

阿川さんは曖昧にしてきた、といっていましたけど、やはりもっというと責任逃れなんですよね。曖昧な文化論、に流れてしまう(してしまう人がいる)ので、曖昧、という言い方は危うい場合がありますよね。

大竹まことさんはハマコーの、アメリカ様様だ、という言葉を引用。
これは皮肉でそこから脱却しようとしていた、ということですけど、この人は自民党様様であって、そういう人ではありません。

いくら共演を重ねたといっても、ハマコーをまともな人間であるかのように扱うのはいかがなものか。

続けて汚染水問題についてやっていて、世界の目はいよいよ厳しくなってきています。

ロシアの新聞でも日本政府が節約のために対策を怠って汚染水が流出したという記事を書いているそうですけど、この「節約」の事実について日本国民は全く知らされていません。

本当にエジプトや北朝鮮の情報統制をとやかく言っている場合ではないといえます。

「「日本の高校野球は狂気的」済美・安楽の敗退に安堵する米国人記者」(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130817-00493463-sspa-soci)という記事も配信しませんけど、日本の大手メディアは、本当に海外の声は自分たちに都合のよいものしか伝えないんですよね。

「福島の3市町村 家の中の線量 外と変わらず」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013081902000105.html)というのもすぐに対策が打たれなければいけない事態で、このようなことが事故から何年もたって東京新聞が取材をして初めて明らかになる、というようなことは本来あってはなりません。

8月20日の報ステの汚染水問題は、論理的に漏れ出している汚染水の流れ方は東電の発表と違うだろうということを言っていて、もっともです。簡単なことを聞いても預かって持って帰ってしまうらしく、まったく現場と本社の意志の共有がされていないとのこと。情報の隠蔽であると思っていました。

原発担当の松井康真記者は、少なくとも建物としての原発との関係において、かなりしっかり追求している印象。

今週は山口さんがメインキャスターを務めていて、国が前面に出て対処をするように求めていましたが、やはりこのままずるずる東電を潰さないで救済してよいのか、ということはいわなくてはいけません。
このようになった責任も問うべきなのです。強く提言しているような雰囲気で放送されていましたが、重要な論点がすべて枠外に置かれていると思います。

中国とアメリカの国防省が会談したニュースでは「中国強硬姿勢を崩さず」とテロップが打たれていましたが、表で剣線を戦わせているように見えて、実際は裏でしっかり手を握り合っています。そのことを伝えないと、視聴者に伝わる情報が偏って、間違った考えに国をすすませるでしょう。(というより、故意に、米国を盾に中国を牽制すしようとする現政権に支持を集めるのが狙いなのでしょう)

8月20日の天声人語は「来春に消費税を上げても、赤字を減らす第一歩に過ぎない。」と書いてありますが、消費税を上げると赤字が減るという根拠は一体なんなのか。開戦すればアメリカに勝てる、というのと変わらないのではないか。

また「社会保障費などの歳出の絞り込みは待ったなしだ」とありますが、そもそも消費税を社会保障に遣うと、財務省の宣伝を、疑問も無しにそのまま書いているのはあなたたちではないのか。

今一番財政的にお荷物になっているのは原発です。破綻処理をして損切りをすることが必要です。または発送電分離も必ずしなければなりません。ここを切り離して財政は論じられないのです。

また、社会保障費を論じるのであれば、厚労省の年金使い込みなどはメディアとしては触れなければなりません。

消費税の実際の使い道である、国土強靭化への無駄な使い込みは全く無視するのでしょうか。民主党の仕分けもきわめて表面的なポーズで終わりましたが、そこを本格的にやるように政府をせっつく。もしくは特別会計の闇に迫る、などということが本来のメディアの役割ではないのか。

日本のメディアは大本営発表であって、そのことを全く隠しているのが悪質です。

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